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サケのハナシ『ちびちびストになろう』

お酒を飲む時、一口でどのくらいの量を口に含みますか?

日本酒はちびちびと(少しずつ)飲むのがいいと良く言われますが、それはアルコール度数が高いからではなく、その方が日本酒本来の味を楽しめるからです。


例えば僕の場合、一般的なサイズのおちょこに注がれた1杯を4〜5回に分けて飲みます。そう考えると、一口は本当に僅かな量ですよね。でも、それだけの量を口に含んで、下を伝って喉の奥に転がすように流し、同時に鼻の奥に抜ける香りを楽しめば「あ!おいしい!」と感じることができるんです。


逆に、一回にたくさん口に入れて、ごくりと飲んでしまうとアルコールの刺激が強く、その奥に隠された風味や香りを感じることができないまま流れていってしまうことがあります。


日本酒は、喉越しを楽しむのではなく、繊細な風味と香りを楽しむためにちびちびと。そして、同時に同じ量の水(和らぎ水)を飲むのを忘れずに。


長く美味しく日本酒を楽しむために、ちびちビストを目指しましょう!

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