通勤時間を無駄にしないために おすすめPodcast +α
通勤時間がやたら長くてヒマを持て余してる人は沢山いると思う。
私自身も、毎日職場まで車でおよそ往復1時間半をかけて通勤している。
とりわけ車通勤なのでスマホも見れないし、ほぼほぼ体も動かすことができないので健康にもよろしくない。
(一時期おなかにシックスパッドをつけながら運転しようかと思ったが、さすがにやめておいた)
通勤時の車での過ごし方は、やはり好きな音楽を聴くのが一般的だろう。
リラックスできて良いが、ポッドキャストを聴いて知識を深めることも実践的で良いと思う。
そこで私が普段好んで聴いているポッドキャストをジャンル関係なく、僭越ながら独断で紹介したい。
また、記事内のリンクは私が使用しているSpotifyのリンクになるのでご了承頂きたい。
面白さの中にセンスが光る雑談「墓場のラジオ」
まずおススメするのは、徳島出身の二人が毎回テーマを決めてゆるく雑談する30分ほどの番組「墓場のラジオ」。
マニアックな話からとるにたらない話まで、取り上げるテーマはバラエティに富んでいる。
なかでも、イラストレーター”シブちゃん”の独特な考え方がこれまた鋭く、時たま聞いていてハッとさせられることも多い。
とはいっても基本は終始和やかな雰囲気で帰宅時の車の中で聴くと癒される。
2021年12月現在はシーズン3にあたる「Forest Stories」が週一のペースで更新中。こちらはSpotify限定だ。ユーザーは是非とも聴いてほしい。
世界の視点から働き方を問い直す「働くことの人類学」
毎朝出勤してあたりまえのように働く私たち。そんな「働く」という概念を根幹から揺さぶられるポッドキャストが、コクヨ野外学習センターが放送している「働くことの人類学」だ。
毎回、文化人類学者をゲストに迎え、各国で行ったフィールドワークからその土地の人々の仕事に対する考え方を深く掘り下げる。
いかに私たちの仕事観がローカルな枠組みで作られたものなのかを知らされ、なんだか心が軽くなる。朝の通勤におススメだ。
現在はシーズン2として「愛と死の人類学」が進行中。
恋愛や死生観を人類学の視点から捉えなおす、こちらも超面白い。
ちなみに放送をまとめた書籍も販売されている。
私も購入したが予想以上のボリュームと本の大きさ、これから読むのが楽しみだ
身の回りのモノのあり方を探る「新 雑貨論」
同じくコクヨ野外学習センターによる「新 雑貨論」。
私たちの身の回りにある「モノ」の見方がどのように変わってきたか、そしてこれからの雑貨の未来について語るポッドキャスト。
毎回ゲストで呼ばれるのは雑貨店の店主や現代美術家など、個性豊かな面々。独特の発想がとても面白い。
抽象的な話が多く聴いていて難解な部分もあるが、自分自身が知的なトークに参加している気がして、聴き終わった後は少し賢くなった気がする(笑)
にしても一度じゃ理解できないので、二周も三周も聴いてみたい。
手の伸ばしづらい古典をわかりやすく「アバタロー」
最後に紹介するのはポッドキャストではないが、ラジオのように聴けるチャンネルを手掛けるYou Tuber「アバタロー」氏だ。
ソクラテス、ニーチェ、セネカなどの名著の要約を20~30分ほどで、かみ砕きながらわかりやすく伝えてくれる。
扱う本は古典にとどまらず、近代哲学や自己啓発など、興味はあってもなかなか手にとることのないハードルの高そうなものばかりなので、通勤時間に効率よく知識を「良いとこどり」できる。
ここ最近は書籍の出版や会員制の読書会サービスを立ち上げたり、精力的に活動されているアバタロー氏。まだまだ目(耳?)が離せない。
ちなみに私が好きなエピソードは兼好法師の「徒然草」だ。
以上、4つの番組を紹介した。
音楽やラジコも良いが、たまには専門的なテーマに深く深く聴き入ってみるのも良いと思う。
ただ、聴き入りすぎて運転がおろそかにならないように注意したい(笑)
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