【電信柱とかの「アレ」を巡ってみた】 1-3. 市川3丁目
日々、何気なく見過ごしている風景。
もしそこに、宝探しという冒険への入口が隠れているとしたら……
そう、例えば、
電信柱とかによくついてる、住所が書いてあるやつ探し、とか!!
☆以下、この記事にある地図のスクリーンショットをタップすると、ブラウザ版Googleマップにジャンプします。
ご興味ある方はぜひ、ご一緒に探索気分を味わっていただければ幸いです。
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我が故郷、千葉県市川市にある「電信柱とかのアレ」……こと『街区表示板』をコレクション!!
果たして、全てのエリアを制覇し、市川市を踏破することはできるのか?!
それでは、探索ルールをおさらいしよう。
・町を丁目ごとにめぐり、各丁目1番地にある「街区表示板」を写真で記録する!
・プレートは必ずしも電信柱にあるわけではない!臨機応変にくまなく探す。
・もちろん私有地に入るのは禁止。
・マイペースに!たまには諦めも肝心。
現在探索中のエリアは、市川市 市川。
企画を始めてから、およそ数週間ほど。
この短期間で街の見方が少し変わったと思う。
良い意味で、ミクロ視点になれたというか。ちょっとした特徴にすぐ気づけるようになったというか。
足元のガードレール、次の交差点の信号機、ブロック塀の続く小路……など、普段歩いている道の隅々に、無意識のうちに目がいくようになったのだ。
ーーーと言えば、聞こえはとてもいいけれど。
要は、ひたすら街区表示板を探してしまう。
通い慣れた道を通っていても「個性のあるプレートが、まだどこかに隠れているはずだ!」と、獲物を狙っているような目付きをしてしまう。
そ、そうだ。気付こうと思えば、そこかしこに街の魅力は散らばっているのだ!
(無理やり雰囲気で丸め込もうとしている)
………。
さて。
お次の舞台は、市川3丁目。
◎市川3丁目
地図で見るとこのあたり。
千葉県北西部が誇る京成電鉄の線路が見事、一直線で貫いている。
となると、やはりここのポイントは、京成国府台駅だろうか。
……光の加減で、随分と神々しい佇まいとなった。
せっかくなので、自身の散歩道センサーに導かれるままに周辺を散歩してみよう。
京成国府台駅の改札を出て左手方面、駅舎の裏手に回るように歩いてみる。
現れた横断歩道の向こう側に、河川敷へ続く小路がポツポツ見えた。
目の前の大きな道路は県道1号線。通称「松戸街道」という。
前回語った市川広小路交差点で、東京方面へ続く国道14号線・船橋市へ繋がる県道283号線と分離した道だ。
名前の通り、市川エリアから松戸市街へ向かって真っ直ぐ伸びる主要道路。
通りかかる度に、なかなかの交通量を目の当たりにする。
小路の階段を上ってみれば、抜群の見晴らし。向こう岸は東京都江戸川区の小岩方面だ。
ここから京成国府台駅方面を振り返ると、
小さな川をいくつもの橋が跨ぐ光景。
市川市の文化とは切っても切り離せない、真間川である。
……これを語り出すとキリがなくなってしまうので、また別の機会に。
このまま、河川敷周辺を少し歩こう。
京成線の鉄橋を過ぎた頃だろうか。
ででん。
突如現れた謎の木枠。門に見えるような。
ここはどこだ、何なんだ?
市川関所跡……とな?
寛永12年(1635)三代将軍家光によって参勤交代の制度が確立すると、市川は房総に配置された諸大名の参勤の通路として、重要な役割をもちました。
当時、市川と小岩の間には渡しが設けられ、双方とも定船場(じょうせんば)として番所が置かれていましたが、元禄10年(1697)江戸から佐倉に至る街道のうち、八幡までを官道として道中奉行が直轄することになりました。市川の渡しに置かれた番所が、関所に昇格したのはこのころからかと思われます。 ーーー市川市公式HPより
一級河川の向こう側……小岩と市川を繋ぐ渡り舟の存在に、ロマンを感じる。
江戸の皆さま、市川市は今日も良いところでございます。
なお、詳しく解説されている記事を見つけたので、ここで共有させていただく。
ふぅ……随分と長く散策してしまった。
寄り道はこれくらいにして、本来の任務へ戻ろう。
この区域の1番地はどこだろうか。
んー。肉の山崎、めちゃくちゃ強そう。
割と、JR市川駅方面に戻ることになるだろうか。
河川敷からの眺めを堪能しつつ、再びサドルに跨がった。
ほどなくして、落ち着いた雰囲気の住宅街にたどり着く。
(勝手に)目印としていた肉の山崎を発見し、周辺の探索を開始!
ぐるり。
……ん?
ぐるぐるり。
あれ??
無い……?
これはまさか……寄り道をしすぎた罰なのか!?
ぐるぐると、上記のマップにおける赤いラインを周回。
そもそも電信柱をあまり見かけない。
密集する住宅たちの外壁も眺めてみたが……青いターゲットは見当たらなかった。
さらに詳しく捜索をしたかったが、私有地に入るのはルール違反である!
とぼとぼと歩く真横を、
市川3-4が優しく見下ろしていた(ように見えた)。
この電信柱のすぐ横が市川3-1街区である。
広告プレートならあったんだけどなぁ。
うぐぐぐ……
く、悔しいが!
優しい雰囲気の市川3-4(随分と勝手なイメージ)と広告プレートでクリアとする!!
必ずしも1番地の街区掲示板が存在するとは限らないようだ。勉強になった。
さて。既に展開が目まぐるしいが、次回はいよいよ市川エリアの締めくくりである市川4丁目。
目指せ、電信柱のアレマスター!!
……ダサいにはダサいが、なんだか馴染んできた気分???
おまけ
探索時は営業時間外だった肉の山崎。コロッケがとても美味しそうだ!!
今度、絶対行こう……