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分からない事があったら聞きにおいでって簡単に言うけど実は難しかったってよくある-弱虫ペダル SPARE BIKE 荒北靖友 3 読後感想-

外での練習をすっ飛ばしていきなり実戦デビューする事になった荒北靖友。どうすればいいのか分からないならレース中に自分に追いついて聞け、という福富寿一。
レースがスタートしたが福富がいる場所は自分より遥か先だった。荒北は福富に追いつけるのか。


いきなり実戦とは無茶振りですよね!しかも分からないことはレース中に聞きに来い、ですものね。

タイムの早い人は前の方でスタート。もちろん福富は前の方です。遅い人、初めての試合の人は後ろからのスタート。
マラソンと同じなんですね!スタート時間に差が最初からついているのに追いついて行くのはとても大変。しかも相手は福富です。

新開が荒北を呼ぶ時”靖友くん”になりましたね。前回のお話で靖友の本音を聞いて、新開の荒北に対する心の距離が近づいたのだと思います。こういう呼び名だったりでさりげなく近づいている感じが感じられるのはいいな、と思います。

荒北は現実をひっくり返すために、福富に追いつくために無我夢中で走ります。この福富に追いつくというシンプルな目的で必死なレースは荒北らしさ全開で好きですが、私が選手なら一緒には走りたくない笑
逆に色々教えていたら考え過ぎてこんなレースは出来なかったかも。福富のコーチングはすごく荒北にあっていると思います。

福富から荒北への無茶ぶりはまだまだ続きます。

荒北靖友 4へ続く。

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