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箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」熱く疾走感のある語りかけ系ビジネス書!
どうもです。
お元気ですか。
周りはインフルでバタバタ倒れて行っていますが、私は元気です。
今年のインフルの流行まじやばいね。
近所の中学校が学年閉鎖らしいです。
学年閉鎖って。
そろそろ学校閉鎖も視野に入ってきてるんじゃなかろうか。
箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」
そろそろ読まないとなーと思ってた箕輪さんの「死ぬこと以外かすり傷」。
良いタイトルですねー。
見城さんの「読書という荒野」もタイトルが素晴らしいと思ったけど、こちらもまたすごくイイ。
何も知らないで手に取れば、何となく旅行記かな、という雰囲気もあるこちら。(表紙のせいかな?)
れっきとしたビジネス書ですよー。
じゃ、ちょっとレポ行きましょうか。
とにかく熱い!疾走感を感じたい人向け
まあ、熱いですね。
熱く熱く語りかけてきて、「さあ走れ!今走らないでいつ走るんだ!さあ!さあ!」と追い立てて来る感じ。
「熱く語りかけ系ビジネス書」ですね。
もうちょっと言うと、「自叙伝的熱く語りかけ系ビジネス書」。
この、「自叙伝的ビジネス書」というのは、実はビジネス書の中でも圧倒的なシェアを誇ります。
かなり多いかな。半分以上はこれかもね。
著者の方の体験を元に書かれているので説得力があるんですよね。
でも、その成功の裏には圧倒的な努力がある事がほとんどで、私なんかは、
(寝ないで働くとかムリ〜)
(人の何倍も仕事するなんて疲れちゃうもん)
ってなるので、まあ参考にはなりません笑
でもノンフィクションとして読んでて面白いので、この「自叙伝的ビジネス書」は好きなジャンルなんですけどね。
で、こちらの「死ぬこと以外かすり傷」は、そこからさらに熱く熱く語りかけて来ちゃう。
泥臭く、蒸し暑い感じです。
でも、その中に、たまにハッとさせられるような鋭い表現が入るんですよ。
そこに、ドキッとする。
「スマホによって世間は分断された。フィリピンで果物を売っている商人と日本人の中にある情報格差は、日本人の間でも同様に存在するのだ」
とか、
「相手が自分に憑依してくるまで、想像して想像し尽くせ」
とか。
表現も美しく、さすが編集者だなあと思いますね。
熱さのなかに、すぅっと冷たい鋭さがある。
あとは、ほぼ全編、
「スピード!スピード!スピード!」
「量!量!量!」
ですよ。熱いなー。
その追い立てられる感は、読んでいて、焦燥感に駆られるほどです。
私こんな事してて良いのかな?と思わせられる。
でも、それこそが箕輪さんの狙いなんだろうな。
「目を覚ませよ!」
って、言われてる気がします。
とにかく、熱く、疾走感のある本なので、読む側も体力(精神力)に余裕がある時に読んだ方がいいですね。
一緒に走り出せるくらいの体力があればベスト!
さあ、これを読んで、あなたはいつ走り出しますか?
私は、走り出しましたよ!
星4。