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おすすめだしとだし醤油
鰹節がカビを利用して作られる食品でもあることご存知ですか?
正確に言うと、鰹節の中でも枯節とよばれるものが、カビのチカラを使って作られているそうです。
鰹節の製法の違い
とてもざっくりですが、鰹節の製法には大きく分けて3つあるようです。
煮る→燻す=荒節
煮る→燻す→カビ付け=枯節
煮る→燻す→[カビ付け→天日干し]✕3-4回=本枯節
カビをつけることで、燻すだけでは取り切れない水分を吸い出してくれ、さらに脂肪も分解することで、透明で上品なだしがとれる鰹節になるそう。
枯節は高級料亭でも使われることが多く、スーパーで一般的に売られている花かつおは、荒節を削ったものだそうです。
手間がかかるので枯節のほうが高いですが、荒節が悪いわけではなく、味については好みで選ぶものだと思います。
だし屋さん、地域による味の違いも楽しい
私の一押しのだしは、九州の茅乃舎さんのだしなのですが、こちらは荒節を使っていて旨味とだし感が満載でとてもおいしいです。
一方、東京日本橋にんべんさんのだしは、枯節を使ったものです。
関西出身なので、初めてにんべんさんのだしを飲んだときは、茅乃舎と比べあまりにスッキリした味で、味の違いに驚いたのを覚えています。
どちらのタイプの味が好きかは、好みだけでなく地域によって差があることも面白いなぁと思います。
だし醤油いろいろ
お友達から、お醤油を注ぐだけでできるだししょうゆの素をいただきました!
高知県、しまんと百笑かんぱにさんの『うちのだし』。
おしょうゆ瓶の中に、鰹節と宗田節が入っています。
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作り方はとっても簡単。
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お醤油を入れて、
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3日間待つだけ!
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ふたを開けると、かつおのとってもいい香り!
早速釜揚げうどんにしらす、わかめ、梅干しを乗せ、できただし醤油をかけて頂きました。
味付けはこれだけでも十分美味しいです。
だしに甘みがほしいときはすこしみりんを足し、途中で味変したいときはオリーブオイルをかけてもとってもおいしいです。
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たまごかけごはんにしてもおいしいだろうなぁ。
全く同じ商品ではありませんが、久世福商店さんが同じブランドのだし醤油を販売されています。
お醤油を継ぎ足せば10回くらい使えるのもいいですね。
また、使ったことがなくて気になっている製品としては、池田屋さんの『こだま節』。
かつお節のかけらで、お醤油に入れるだけで絶品のだし醤油ができるそうです!
作るのが面倒、という方にはキッコーマンさんのだし醤油がおすすめです。
だしの旨みたっぷりで、何にかけても最高においしくなります。
ぶっかけうどんも正直これだけで十分…!
化学調味料無添加なのか嬉しいです♡
お醤油だけでもおいしいのに、鰹節の旨味も加わっただし醤油は最強です。日本に生まれてよかった…!
おすすめの商品を見つけたら、またご紹介していきます。
今日も読んでくださりありがとうございました。