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文学フリマ京都9で買った本。

1月19日(日)にみやこめっせで開催された
文学フリマ京都9で買った本を紹介していこうと思います。

当日配布したフリーペーパーは
姉のレーザープリンターを借りたので、
お礼かねて報告がてらこんなの買ってんと
収穫物を見せたら、癖つよない?と言われましたが
そんなことはない。面白い。
ただ、当日ゆっくり見て回れなかったので
インパクト強い作品に偏ったのは正直あるかもしれない。
ほんまはもっとじっくり見て回りたかったです。

「日ノ暮レ奇談」HS書架

和綴じの豆本がかわいらしい。柄違いで何パターンかあったけど
流水紋にトンボ柄にしました。

HS書架さんは当日いちばんにさざなみぶんがくの本をお買いあげ頂いて
装丁にもコメントくださったりしたんですが、
この本もなかにイラストが入っていて、文章とのバランスもよくて
とても素敵な本です。


「ー席 - SEKI- ー」
「COLLECTION 2020 SPRING-SUMMER」

続けて、二冊。ASHITA no HAKO BOOKS さん。
スウィングのことを知ってらっしゃたのでびっくりしたのですが
作品は小学生の頃の記憶を綴ったエッセイと
コロナ禍に暇すぎて消しゴムハンコを作っていたというZINE。

あの頃あんなことしてたなあというのを
本にすると振り返ることができて
面白いですね。

「文芸コンピレーション input selector ISSUE:Early2025」
「急性形態変性症候群」 添嶋譲

続けて、当日お隣だった言葉の工房さんから二冊。

前もってカタログチェックしていて
急性形態変性症候群は絶対買いたいと
思っていました。買って読んだらドンピシャ好みでした。
文芸コンピレーションのほうも
おすすめされて面白そうだなと思って
お迎えしたのですがすごく内容充実していて
おまけで解説が付いているのもとても嬉しいです。

「パリのアゲパン」目黒乱

こちらもお隣のブース。あんずうとらさんの「パリのアゲパン」
なんと太っ腹なことに無料配布。
表紙の写真とか凝ってますよね。
自作したんでしょうか。
表紙は内容読むとまた笑えて来る。
というかとても面白かったです。
なんか芸人さんのネタみてるみたいでした。


「人喰いシャークVSサメ喰い人間」G.H.S.

ハイパー創作クリエイター集団
『G.H.S.(ガチでほんとにすごい)』さんの短編集。
表紙につられて買ったのですが、
実験的な作品などもあり不思議な魅力をまとった短編集。
まあなんといってもサメは強い。
長編がシリアスなんだそうでその反動だと思えば笑って許しちゃう。


「ヤミツキ精肉店」LG(肉)

なぜか文学フリマの会場に
精肉コーナーが爆誕。
めっちゃ異彩を放っていたこの作品。
細かいことに、私の買ったミンチはクジラなんですが、
他の動物もあったよ。手込んでます。
アンソロジーなんですが
このパック肉を模したパッケージから
なかの細かい目次や装丁まで
コンセプトが統一されている。
私もあのお店の肉にヤミツキになったらどうしよう。

「編集に怒られる!」最東対地の嗤う壺企画

これは今回の文学フリマで真っ先に買った本。
全然チェックしてなかったんですが、あれ、これ、なんかSNSで
見たことあるかもと思って買いました。
もうまえがきだけで面白いです。
端的にいうとコロナ禍で
出版社の授賞式や祝賀パーティーがなくなって
作家と編集者のマッチングの場がなくなった危機感から
文学フリマに出て仕事を貰おう!
そのために本作ろう!という本です。
編集者はどんな気持ちでこの本を読むのでしょうか。(期待)


当日頂いたフリーペーパーたち。

これは、前回の出店報告でも書いたんですけど
今回他のブース全然見て回れなかったんですよね。
もう出店者のときはある程度、割り切るしかないんですかね。
でも少しずつ知り合いが増えてきたり、沢山本という共通の目的を
持った人たちと繋がったり、出会えたりする素敵な場が
文学フリマなので、一期一会を大切に今後も続けていきたいと思います。

改めて、当日お話させていただいた方、
文学フリマに携わる皆さん、ありがとうございました。

#文学フリマ #文学フリマ京都9 #文学フリマで買った本

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