弦楽器製作コンクール Concorso Triennale 2024に出品
3年に一度行われるクレモナの弦楽器製作コンクールTriennaleに出品の為、慌ただしくしておりましたが無事出品完了しました。
数日前には元クレモナ在住の製作家仲間・江畑さんも日本から出品楽器を持って到着。お互いの楽器を見せ合ったり提出書類のすり合わせなどを行いました。
長女にイタリア語のコンクール規則を読み込んでもらい最終チェック、今までに何度も見たような光景です。
実は今回のコンクールにはバイオリンとチェロの2台をエントリーしておりましたが、実際に出品に漕ぎつけたのはチェロのみ。8月までは2台出品を目指していましたが、どうしても時間が足りないと判断しチェロ1台体制に変更しました。自分に甘く都合の良い言い訳とすれば「二兎を追うものは一兎も得ず」という有名なことわざを実践したことになりますが、「二兎を追うものだけが二兎を得る」という攻めの考え方が個人的にしっくりきます。
タイムマネージメントができていなかったという反省点はもちろんありますが、元々2台の出品は厳しいという状態ながらエントリーの際に守りに入らなかった点は良しとしようと思います。