旧友の訪問

学生時代ジュニアオーケストラで一緒に活動していた友人がお母様と一緒にクレモナへ来てくれました。知り合ったのは37年前と記憶しています。友人はバイオリン、私はチェロでしたのでパートも違い、学年も学校も異なるのですが今でも交流が続いている友人の一人です。お互い楽器を弾く立場からは離れましたが音楽関係の職業。

弦楽器製作コンクールの音響審査を聴きに
私の工房の様子も写真に収めていました

今回はクレモナ観光に加え、私の工房を見てもらったり一緒に弦楽器製作コンクールの音響審査を聴きに行ったりしました。
いつも日本で会ってばかりでしたので、「先輩が本当にクレモナに住んでいることを確認出来て良かったです」とのこと。咄嗟に言われる冷静なコメントは数十年前と変わっていませんでした。

かつてストラディバリが工房を構えていた場所にあるジェラート屋にて
ストラディバリ像の前で

先日、私達の古巣である郡山ジュニアフィルの定期演奏会が開催されました。現在の団員である後輩達に一言。そこは生涯の友人が見つかる場だよと。練習時間より帰宅前の交流時間の方が長かった日も多々ありましたが・・・

懐かしい!

卒業生には音楽家や私たちのように音楽にまつわる職業に就いている方やアマチュアで音楽を続けている方も多く、多感な時期に音楽と密に関わったことがその後の生き方に大きく影響を与えていると思います。

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