読むならハッピーエンドを選びたい
台風が近づいているというので、週末は外出しなくていいように、買い物に行って図書館に行った。
近所にある図書館は小さいので、お気に入りの作家さんの本は読了していて、知らない作家さんの本から選んで借りなければならない。
軽く読めて楽しいお話も好きだが、感情が揺さぶられる深い話も好きなのだ。
ただ、重いだけの話は苦手、暴力的な描写のお話も。最後は気持ちが救われる話にしてほしい。
いい未来が想像されるような話が好きだ。
本屋さんの本には帯があって、だいたい自分の苦手なジャンルではないかどうか判別できる。
文庫本しかり。
しかし、この図書館の本には帯もなければ裏にあらすじもない。
題名と装丁と、パラパラとめくって決めるしかない。
話題になっていたり、映画化やドラマ化されていれば、だいたいどんなジャンルか位はわかるので選びやすい。
今回全く知らない作家さんの、全く知らない題名の本を借りてみた。
装丁とタイトルだけに惹かれて。
たま~に、何とな~く気分で選ぶと、その時の自分にピッタリの本に出会えることがあって、それに期待していたのだが、なにせ重かった…。私の苦手なバイオレンス描写も出てくるし、何度も本を閉じた。だけどこの人たちのその先が気になって気になって、最後まで読んだ。
何の本か書いた方がいいのかな…と思うけど、途中あんまり気持ちのいい話じゃなかったから、本のタイトルは載せないことにする。
うーん、重かったけど、最後救われる話で良かった。その先には幸せそうな未来が見えて清々しい気持ち。
台風一過の朝みたい。
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