ベイビーおやすみ

ベイビーおやすみ

坂本

攻撃的な支配下が嫌になって
騒がしい繁華街で一人
朝と夜の狭間で、きっかけを願った
朝と夜の狭間で、身の丈を知った
朝と夜の狭間で、胸の内失くした
朝と夜の狭間で、朝と夜の狭間で

行く当ても無い
寒くて辛くてちっぽけな世界
踏み出そうにも、踏み出そうにも
淀むアイデンティティ早々に、戻りはしない
そのままでいいよに騙されて
落ちて朝日で乾くだけ

カラカラになって地べたに寝るの
何も感じなくなるまで
カラカラになって地べたに寝るの
何を信じられる訳なくて

攻撃的な光眩しくて
路地裏に吸い寄せられるの
朝と夜の狭間で、戦いを覚えた
朝と夜の狭間で、通常を離れた
朝と夜の狭間で、多数派を嫌った
朝と夜の狭間で、朝と夜の狭間で

逃げ出そうにも、逃げ出そうにも
見上げるアイデンティティ早々に、届きはしない
あるがまま等身大なら
落ちて朝日で乾くだけ

カラカラになって地べたに寝るの
何も感じなくなるまで
カラカラになって地べたに寝るの
何を信じられる訳なくて

ベイビーおやすみ、指を絡める
ベイビーおやすみ、動悸を鎮める
ベイビーおやすみ、叫びを丸ごと
ベイビーおやすみ、分かち合えたら

カラカラになって地べたに寝るの
何も感じなくなるまで
カラカラになって地べたに寝るの
何を信じられる訳なくて

ベイビーおやすみ、押し込めたクローゼット
ベイビーおやすみ、ベイビーおやすみ

カラカラになって地べたに寝るの
何も感じなくなるまで
カラカラになって地べたに寝るの
何を信じられる訳なくて

ベイビーおやすみ、ベイビーおやすみ