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金儲けが上手い人が考えていること
多くの人がお金をたくさん稼いで快適に暮らしたいと考えていますが、なかなかそうはうまくいかないものです。石川啄木の『一握の砂』という歌集に
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
という句がありますが、本当にまったくその通りです。みんな毎日通勤電車に揺られて頑張っているというのに、どうにもお金というのはなかなか増えてくれないものです。これは一体どういうわけなのでしょうか?
就労がなくなる時代に必要なこと
先日の日経新聞にこんな記事がありました。
この流れ、多分あちこちで加速すると思います。
私も業務委託で長く働いていましたが、マスコミの世界、もはや幹部社員以外は全員業務委託ってところが多いです。
1つの会社でずっと勤めたり、1つの職業に拘ったりが難しい時代。
以前は食べていけた仕事も、参入障壁が下がり、難しくなりました。
この流れは、もう仕方ないと思う。
企業の側に立ったら、こんな流れの早
マーケティングはやがて、「ファンの獲得」に収束していきます
けんすうさんが「『プロセス・エコノミー』がきそうな予感です」という記事をアップしています。とっても面白いです。
すごく大雑把に要約すると、「世の中の製品やサービスの質が劇的に向上したので、もはやアウトプットによる差別化はほとんどできない。だから、制作のプロセスを公開し、そこを応援してもらうような形でお金を稼ぐことができるようになるのではないか?」という話です。
確かに、Androidを買おうが
コミュニケーション能力は重要視され過ぎじゃないのか?
しばらく前にこんな記事を書いたところ、かなりの人に購入していただきました。ありがとうございます。
あくまでビジネスの観点から書いたものですが、かなり本気です。本当はコミュニケーションなんかしなくても回る会社が一番なのです。コンビニやファーストフード店、あるいは、ロクに会話もせずに黙々と仕事に徹する大工さんの姿などは、そのいい見本です。
コミュニケーション能力は重要視され過ぎているハッキリ言って
コミュニケーションの本質は、「物語」を紡ぐ能力です
さて、過去2回に渡って社内でのコミュニケーションに関する話を書いてきました。1つ目は「仕事にコミュニケーションなんかいらない」という極論です。コミュニケーション・コストが上がり過ぎると労働生産性が落ちるので、本来なら必要のないコミュニケーションはなるべく減らそうというお話でした。
2つ目は、主にチームビルディングに関する話でした。無駄に思われるようなコミュニケーションも実は非常に大切な役割を果た
コミュニケーションをせずに済めば、それが一番です
ビジネスにレベレッジ(テコ)を利かせる方法って色々とあります。こちらの記事で、ビジネスに有用な「テコ」について詳しく書いたことがあります。
さて、この記事でも紹介していますが、人類がこれまで利用してきたテコの中で、最も歴史があるのが、「人間」そのものです。一人で穴掘るより二人で掘った方が早く掘れますし、ピラミッドのような建築物だって、一人では絶対に作ることができません。
でもこの人間というテコ