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NETFLIX | スティーヴ・アオキ I’LL SLEEP WHEN I’M DEAD | その生き様に感動した


長久手市の行政書士、酒井洋一です。

普段は相続・遺言のお手伝いや不動産のお仕事をしています。

noteでは、専門的なコラムや私が普段考えていること、趣味のことなどを綴っています。



スティーヴ・アオキ、カッコ良すぎます。

EDM好きなら知らない人はいないDJ、スティーヴ・アオキ。
長髪と髭が特徴的で、誰もが一度見たら忘れられないハズ。
年間300日のライヴをこなし、ライヴでは観客にケーキを投げつけるパフォーマンスが有名ですね。

そんな彼の成功の原動力は父親のロッキー青木。
パフォーマンスを取り入れた鉄板焼レストランBENIHANA OF TOKYOの創業者であり、レスリング選手でありパワーボート選手でありバックギャモン王者であり気球で太平洋横断を成し遂げたりした伝説の人物。

そんな父に厳しく育てられたが、きっとその愛情は誰よりも深かったのだろう。
その教育についてはほとんど語られないが、スティーヴ・アオキの言葉からは父の愛情がしみじみと伝わってくる。

そんな父親を彼もまた愛し、あまりに遠い位置にいる父親の背中に追いつきたい一心で、DJという道で、父とは違う形で成功を収めていく。
いや、追いつくとか追い越すとかそういう次元でない、もっと崇高な関係性を感じずにはいられなかった。
言葉としてハッキリとそう表現されたわけではないけど、彼のインタビューを通して家族愛以上の、憧れのような愛情を感じた。

世界トップクラスの人物というのは、自分とはかけ離れた雲の上の、或いはもはや違う生命体のように区別して見てしまうことが往々にしてある。
だけどこのドキュメンタリーで、それは違うと改めて思い知らされた。
どんなに破天荒な世界的DJでも、血の通った人間で、同じように悩むし、笑うし、疲れるし、病気だってする。

違うのはその前向きな行動力。
何があっても自分のやりたい道を進むと決めている。
覚悟がある。

その覚悟は、周りの共感を生むのだろう。
ドキュメンタリーを見ただけの僕ですら共感するんだ。
周りにいる家族や友人、仕事仲間やファンはその比でないくらいの共感を得て、比ではないくらいの応援をすることだろう。


このドキュメンタリーのタイトルは「I'll sleep when I'm dead」。
敢えて訳すなら、「死ぬまで眠らない」「寝てる場合じゃない」みたいな感じだろうか。
このドキュメンタリーを見て、そう訳すのが適当だなと思いました。
寝る間を惜しんでライヴを次々と展開し、遊び、苦悩し、生きる。
彼の生き様が表れた、素晴らしいタイトルです。

僕はこの人から何を学び、自分の人生に何が活かせるだろうか。
人生の大きな問いをもらった気がします。



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酒井洋一|行政書士
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