宿泊業向け 外国人採用(特定技能)ならネパール人を採用せよ

※この記事は「ホテル」「旅館」の人事採用担当、経営者の方に向けた記事となっております。

こんにちは、ラストパートナー の土岐と申します。
弊社は東京都港区に本社を構え、ITコンサルティング、外国人人材紹介業を運営しております。
また、ネパール現地にて日本語学校を運営し、特定技能人材をはじめとしたネパール人に特化した人材紹介を行なっており、日本では登録支援機関として外国人紹介をワンストップで行なっております。
(※副社長はネパールと日本のハーフであり、ネパール現地にて常駐しております)

今回は
宿泊業の人事、採用担当、経営者の方
これから外国人の採用を検討している宿泊業の企業様
に向けた記事となります。

結論を最初にお伝えする「実際に活躍しているネパール人たくさんいます」です。
それでは参ります。

「”宿泊業の外国人採用(特定技能)ならなぜネパール人なのか?”」


その1    ネパール人が活躍している事例紹介

全国に28棟のホテルを展開する”カンデオホテル”はご存知でしょうか。
ビジネスホテルでも5つ星ホテルでもない、その間の「”4つ星ホテル”」を掲げ、ビジネスマン、家族連れなど多くの顧客層の獲得に成功している宿泊業界注目の会社です。
実はこの会社にネパール人従業員が200人近く在籍しております。
カンブリア宮殿にも出ていましたが、上野店と大宮店の責任者は入社8年目、ネパール人の女性です。

また、三重の旅館ではネパール人が外国人客へ英語での接客を行い見事にインバウンドへの対応を見せています。

このような事例以外にも、ネパール人が実際に全国のホテルや旅館で活躍を見せてくれています。
私のネパール人の友人も東京錦糸町のホテルで働いており勤続4年目を迎えております。
ではなぜ、他の国ではなくネパール人採用がいいのかを説明していきます。

その2 英語が母国語の一つである

ネパールの公用語はネパール語ですが、学校の授業は英語で行われています。先生も英語で授業をするので必然的に母国語と同じように英語を話すことができます。ネパールはエベレストをはじめとするヒマラヤ山脈や広大な自然資源があり、日本と同じく観光大国、観光客と接する機会が多いのも英語が強みの要因です。昔の日本のように、個人商店が多く並ぶネパールでは子どもの頃から親の店の手伝いをするので、”接客”というものを幼少期の頃から経験しています。
世界の英語力を分析しているEF English Proficiency Index(EPI)によるとネパールはアジアの中でも英語力は6位と途上国の中ではトップを走っています。実際に現地に足を運ぶと、若者で英語を話せない人はいないくらい馴染みのある言語です。

出典:EF English Proficiency Index

その3 接客業向けの国民性

前述の通り、観光業がネパール国内では基幹産業の一つとなっています。ネパール政府も観光客に対しては大歓迎であり、国民が生活していく上でなくてはならない大きな財源となっています。
ネパール人の性格は「親しみやすい」「おもてなし」「家族を大切にする」「助け合いの精神がある」が特徴です。
これだけ見ても分かる通り、日本人と似通っている性質があるのがわかります。

出典:公益財団法人静岡県国際交流協会

その4 長期的な雇用が期待できる

ネパール人は外国人採用の中でいちばんのキーマン」になります。
それはシンプルな理由で”今後も自国の発展が望めないから”です。
シンガポールや中国、最近ではベトナム、インドネシアなどは自国での発展をしており、日本に労働の機会を求めることは少なくなってきます。
その反面、ネパールは内陸国、盆地、国土が小さい、人口が多くないなど地の利的にも途上国が発展する要素を満たせていません。
荷物を運ぶ時も船ではなく、飛行機を飛ばさないといけないので10倍くらい余計に費用がかかります。
このような背景もあり、ネパール人は海外に労働の機会を求めるので、今後も継続的に日本に来日してくれます。
さらにネパールの経済成長率を見てもらえば明らかです。自国の経済が発展しなければ国民の収入は上がらない、収入が上がらなければ消費も増えない。まさに今の日本の状態です。なんと、まだ途上国のネパールでそんなことが起こっているのです。
GDP成長率は2,2%、日本とさほど変わりません。

https://www.np.emb-japan.go.jp/files/100643794.pdf

出典:在ネパール日本国大使館

その5 これからの外国人採用市場はどうなる

実際問題、外国人の採用にも限りがあり、競争はすでに始まっています。悠長に「”人が足りなくなってから外国人を探そう”」では今の日本人の採用難と同じ状況を迎えてしまいます。
地方の優良企業ほどイチ早く動いています。
外国人が日本の労働市場に増えてきているのはみなさんのご想像の通りです。

2008年に比べて約4倍近くに増えており、昨年の2023年には年間200万人を超える外国人労働者が日本に来日しており、増加の一途を辿っています。

出典:厚生労働省

おわりに まとめ

ネパール人はこれからも日本へ労働の機会を得るために来日してくれます。
ネパール人の平均月収は2〜3万円、日本の1/10ほどです。
日本で働いたお金がどれほどの価値を生み出すかは、私たちの想像に及ばないほど大きく、尊いものです。
ネパール人は大人になっても親や子どもたちと一緒に暮らします。
その家族たちがどう生活しているかというと、日本で働き、毎月送られてくる仕送りです。
上述の通り、産業が少なく、自国での発展が期待できないネパールでは雇用を生み出すこと、仕事を見つけるのも難しいのが現状です。
家族を支えるため、子どもを育てるため、生かしていくために覚悟と決意を持って5000km離れた日本へ単身乗り込んでくるネパール人を想像してみてください。
心配、不安、先が見えない焦燥感、いろんなものを抱えて来日してくれます。
家族を支える父親、母親の背中が偉大なのは国境を越えても変わりません。

宿泊業に携わる人事、採用担当、経営者の方に少しでもお役に立てる記事になっていれば何よりです!
以上が「宿泊業向け 外国人採用(特定技能)ならネパール人を採用せよ」でした。


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最後までお読みいただいた方の1日が素敵なものになりますように。
次回は介護業界の方に向けた記事を執筆予定です。

それではフェリベトウンラ(ネパール語でまた会いましょうの意)

もし1億円稼げるようになったらコンビニで100円のおにぎりじゃなくて200円のおにぎりが買いたい