【サービス論】ラストオーダー後はチャンスやで

現在の満太郎は全店舗が24時ラストオーダー25時閉店のお店。
24時時点でノーゲストなら、看板の電気を消して閉店作業に入る。

それはさておき、、、
僕が1号店立ち上げたときは、ラストオーダー終わってからでも、来客があれば「せっかく足を運んでくれたんやから」と切ったガスの元栓をもう一度開けて、ラストオーダーを延ばしてよく営業していた(店でよく寝ていたころやね)。

けどね、それは昔の話で・・・。
今は、小さいながらも会社でやっている満太郎。
全社員の1日の拘束時間が9時間台を達成するなど、飲食店の会社としてはホワイトを唄っている会社(上には上がいてることはわかってますよ。もっとええ会社目指すよ)。

僕がやっていたような個店の店主の振る舞いを真似してはいけない。
営業時間を延ばすことをうちの社員はしてはいけないし、する必要もない。営業時間内で結果を作ればOKである。

けどね、24時時点で、お客さんがいてる状況。
そのお客さんのラストオーダーを確認して商品提供を終わって、すぐの状態(24時15分頃)にのれんをくぐったお客さんを当たり前に断る文化には、なりたくないなぁ。
だって、閉店時間は25時やでぇ。

閉店作業を遅らせてまで、お客さんのペースに合わせる必要はない。
やっぱり、みんな家に早く帰りたいもんね。
その気持ちはよくわかる。
けどね、工夫できる範囲で、できることはやろうや。
※けどね、3回目・・・💦

さて、本題。
昨夜は立花店にシフトイン。
まさに上に記載した状況。24時時点で3組のお客さんが在席。ラストオーダーの商品提供を終えた24時15分・・・。

ヤンチャそうな若者3人組が来店。
泥酔してる感じもない。礼儀も、まあ、正しいかな(←ここ大事!後述)。

一緒に働いている社員Hさんが、断るような素振りを見せたので、僕が前に出て、ラストオーダー終わっているので、餃子は出来ないことと、閉店時間は25時であることを説明。
その上で、「せっかく来たんやから、軽く一杯呑んでいきませんか?簡単に出せるアテは用意しますよ!」と声を掛けた。

※餃子を受けたら、片付けの時間は遅くなる。
※ちなみに、泥酔してたり、タチの悪いお客さんならお断りしてる。


この辺りはマニュアル化出来ない、肌感覚やねんなぁ。

ヤンチャそうな若者3人組は、「えっ、いいんですか?」と恐縮しながら入店。
餃子や揚げ物などは出来ないことを伝えて、注文を聞く。

そして、在席していた、お客さん三組にも、2430にラストオーダー延ばしまっせ~と宣言して、簡単なアテなら用意するし、もう一杯くらい飲んでもらってもOKですよー!と伝えて回った。

みなさん、喜んでくださり、アラカルトメニューやドリンクをオーダーしてくださった。

2415から2430の間で6,000円の売上。

提供をしながら、餃子の蒸し器など、大きい調理器具の片付けをしていく。

2450分になったら、皆さんにお会計。
片付けの状況もスムーズである。

ヤンチャそうな3人組は、「遅い時間にすいませんでした!チャーシューきざみやオムレツ、旨かったです!また早い時間にきて餃子食べにきます!!」って礼儀正しく、笑顔で帰っていった。

売上6,000円も大きいけど、満太郎ええ店やんって、印象付けれたことが何より大きいと思う。

僕の経験上やけど・・・
オープン前やラストオーダー後に、こちらが少し無理をして対応したことを分かってくれるお客さんは、うちのファンになってくれることは多い。


ただ、それを逆手にとって、ズケズケ来る人には同じ対応する必要は無し。僕、割とお客さんを選ぶスタンス(←これは1号店の時から変わらず)

ザ・チェーン店ではない満太郎やからこそ、こういう対応がサラッとできるお店であってほしいなぁ。

この流れで、明日はオープン前に来店があったお客さんへの対応をサラッと記事にしてみる。

※サラッと、2回目・・・💦

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?