生産性?採算?時には無視するのが満太郎流
満太郎では年に4回、寿司屋の満太郎になる。
満太郎に来るまで、寿司職人だった料理長マサルさんを先頭に、社員総出でお寿司をつくる。
昨日のひな祭りは、ちらし寿司🎎
商品を作ることはもちろん、動画制作も頑張ってくれている。
ええ感じやん。
この素敵なイベントの裏側。
実は経営的な観点で見ると、、、赤字やねん。
社員の皆が、お昼前から出てきて、全員でお寿司を作る。いつもの出勤時間は15時〜16時。お昼前は早いよね。
社員は、お昼前から出てくるから、休憩も必要。
だから、それ以外の準社員やアルバイトさんでお店をオープンする。
その分の人件費もかかる。
社員全員の労働時間と、店をオープンするスタッフの人件費を補うだけの売り上げは無い。
採算を考えると、このイベントは赤字である。
けどね、、、
このイベントは、やる意味があるねん。
コロナで営業ができない時に始めて、今年で3年目のイベント。
「今年も楽しみにしています!」と、このイベントを楽しみに待ってくれている、お客さんがいてる。
普段はそれぞれの場所で頑張っている社員が全員集まって、コミニュケーションをとりながら、同じ仕事をすることで、チームであることを認識する。
数字だけで計れない価値があるイベントやねん。
日々、市場からの目があり、株価を気にせなあかん上場企業ならいざ知らず、、、
こちとら、ローカルな酒場を営む、小さい会社の経営者。
目先の数字にとらわれず、自分が信じたことをやるだけやねん。
もちろん、生産性や採算は大切。
利益がなければ、ついてきてくれる仲間を守れないから。
けど、時には数字を無視して、価値提供に没頭するねん。
小さい会社だからこそできる「損して得をとれ!」の精神で、、、
赤字がわかっていても、長〜い目で見て、、
自分の信念に沿って、、、
価値提供を積み上げていくねん。
数字は、価値があることをやり続けたら、結果的についてくるものと信じてるねん。
さあ、次は5月5日の子供の日🎏
いなり寿司やな〜♪