【サービス論】そういえば僕は「お客様」とは言わず「お客さん」と言うているな~
noteの世界に入ってから、出会わせていただき、記事やyoutubeなどを見て勉強させてもらっている、タルイタケシさんの記事を見ていて、うなづいていた。
うんうん。 ↓このあたり。うなづいてまうなぁ。
■そもそも顧客第一主義とおもてなしは違うもの
■おもてなしと自己犠牲の精神はもっと別物
■CS(顧客満足度)を向上しても売上向上にはならない
タルイタケシさんほど、深く考察できているわけではないが、自然とお客様第一主義ではなくなってきた気がする。
タルイタケシさん、記事をシェアさせていただいております。いつも素敵な記事をありがとうございます。
10年前。この業界に入ったときは、ある経営者の「お客様の奴隷たれ」という言葉に憧れて、それを信じて、そういう価値観で商売をスタートしたが。。。そのころは、商売がうまくいかなへんかったなぁ。
今。僕が経営する店舗には、ありがたいことに日々多くの来店がある。
現在、経営者である僕は「お客様の奴隷たれ」とは考えていない。
いつの日か「お客様」と呼ばず、「お客さん」と言う表現を社内外でも使うようになっている。
一概には、まとめられないけど、昔はお客さんが望むニーズを叶えることが全てと思っていた。
「お客様。何かご要望はないでしょうか?」と顔色を窺って商売していたような気がする。
今は、お客さんに対して、「僕たちはこういうスタンスの商売です。いかがでしょうか?気に入ってもらえたら嬉しいです!」ということを大切にしている。
もちろん、今でもお客さんとコミュニケーションをとって、たくさん学ばせて頂いて、自分たちの商売の幅を広げる努力をすることは欠かせないが・・・。自分たちのポリシーを変えることはなくなったなぁ。
僕のバイブル「7つの習慣」の影響もあるなー。
「Win-Winの関係を築く」がベストであると信じるようになったことも大きい。
「お客様の奴隷たれ」の精神を否定するわけでもないし、そこにも深い意味があるはずだけど、、、。
僕がやっていたその精神に基づく行動は、Lose-Winだったと思う。
いや、Lose-Loseやったかな。
店は流行らなかったし笑
自分の商売において、具体的例を出してみる。
僕が経営する餃子酒場満太郎では、「ニンニクが入っていないけど、そのまま食べても美味しい餃子」を提供している。
そして餃子の調理法は、「蒸し、焼き、揚げ」の3種類から選べ、蒸し餃子が人気でメインとしている。
極薄皮を使用しているから、包み置きや冷凍ができないので、注文を受けてから包む(提供時間を遅い💦)
来店客の中には、「ニンニク入ってなかったら、餃子ではないやろ」「餃子は焼きやろ~」「事前に包んでおいて、もっと早くだせや~」という方もいらっしゃる。
1号店のオープン当初は、「こんな店潰れるわ~」とよく言われたもんです(新規出店あるある笑)。
10年前の僕なら、ニンニク入り餃子も用意して、焼きをメインとしていたと思うし、餃子も包み置きしていたかもしれない。
けど、このお店を作ったときの僕は、また別の機会で投稿するけど、「ニンニク不使用。蒸し餃子が人気。注文受けてから一つ一つ包む。」を浸透させることが、満太郎がお客さんから支持を受けることやと信じていた。
オープン当初。ガラガラの店内で、焼き餃子だけを頼む新規のお客さんに(もちろん、最初のメニュー説明時に、蒸しが人気と伝えているが・・・)、焼き餃子とは別に、1つだけ蒸し餃子を添えて「1つだけでも食べてください。サービスです!!」と笑顔で「押し売り?笑」していたこともあった。
文章にまとまりがなくなってきたが、今は、そんな感じ。
お客さんの要望をくみ取ることに重点を置くよりも、「僕たちのやり方にファンになってもらう。応援してもらう。ついてきてください!楽しいことありまっせ!!」こんなスタンスになった。
タルイタケシさんが意図されている内容とは違うかも?だけど、僕なりのインプット→アウトプットでした。