美人やいい男は、なぜ「歯ブラシを2種類」使うのか?
美しい口元は、とても魅力的です。
笑顔で挨拶すると、場がパッと明るくなり、好感度も上がります。性格、能力がおなじなら、笑顔の人のほうが、高い評価をえて、よい人生を送るかもしれません。
美顔の条件は、「口角が上がっている」「口と鼻の距離が短い」「Eラインがきれい」です。なんと、笑顔は、この条件をすべてみたしているのです。
しかし、歯の着色は、せっかくの笑顔を台無しにしてしまいます。
お茶やコーヒー・赤ワイン・カレーだけでなく、歯垢はもちろん、色素をだす細菌のせいで、歯がきばんだり黒っぽくなってしまうのです。
また、ハグキが赤く腫れていても、残念な笑顔になってしまいます。鏡でよくみると、歯の根元や歯と歯の間のハグキが赤くなっていませんか?
どちらも、ブラッシングでキレイにすることができますが、歯とハグキでは「かたさ」や「形」もちがいますし、歯には「むし歯菌」、ハグキには「歯周病菌」がくっつくので、「歯専用」と「ハグキ専用」の2種類のハブラシが必要です。
絶対のおすすめは、「歯」に毛先のそろった「かため」。
「ハグキ」は、毛先の長い「やわらかめ」のハブラシです。
「かため」のハブラシだと、「歯」が削れないか心配ですね。
歯の表面のエナメル質は、鉄やガラスよりもかたくて、人工ダイヤモンドでないと削れないので大丈夫です。
(もし、「しみる」のなら、歯周病でハグキがさがったり、歯ぎしりで、エナメル質がえぐれて、なかの象牙質(ぞうげしつ)が露出しているせいなので歯科受診しましょう)
また、「やわらかめ」の歯ブラシだけでは、ネバつきが残りますが、「かため」なら、根こそぎ「ばい菌」をとりのぞけるので「サッパリ」きれいになります。
「かための歯ブラシ」でも、ボールペンをもつように持てば、力をコントロールできるのでハグキをいためることもありません。
「シャカシャカ」という音がすれば、うまく磨けているしょうこです。「ヨコ」だけでなく「タテ」にもうごかすと、磨きのこしがなく全体がきれいになります。
「やわらかめ」のハブラシでは、傷つきやすい「ハグキ」をやさしくケアします。
重要なのは、歯周ポケットに「長い毛先」をさしこんで「ヨコ」に小刻みに動かすことです。
なぜなら、「歯周ポケット」のなかには、「歯周病菌」「毒素」「炎症性の物質」「汚染された血液」があるのですが、長い毛先を「さしこむ」と、「スーッと」すいだすことができるのです。出血しても痛くなければ、そのまま汚染された血液をだしきりましょう。
歯周病菌は、人肉を食べてふえる「人喰い吸血菌」です。
しかも、ハグキだけでなく、ハグキの血管から全身に移動して食べているのです。
毒素で血液がドロドロにもなります。
だから、「毛先の長いハブラシ」でのケアは、命を守るといってもいいすぎではありません。
真の美しさは、「機能」をともなっています。
きれいな口元で笑顔が魅力的なのは、「病気」から身をまもれていて、「こころ」と「からだ」が、すこやかな証だからかもしれません。
「ハブラシを2種類つかう」といった、ただしい知識とやり方で「自分を大切にしている人」こそ、「人も大切にでき」、「人からも大切にされる」美人や、いい男なのではないでしょうか。
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