「2022年、頑張った点」を自分で褒めたい&2023年はジャンル「女攻め」を広めたい、「エネアド」はやっぱり凄いなど。
ブログのほうで反省はしたので、こちらでは自分を褒めたい&2023年の目標。
◆「女攻め」でお話を一本書いた。
★昼想夜夢~「野心家の女貴族×姫君のような夫」の夫婦愛の話~
https://ncode.syosetu.com/n4624hp/(なろう)
https://kakuyomu.jp/works/16816927861510938135(カクヨム)
女性のように美しいために、幼いころさらわれ愛玩物として人から人の手に渡るという過酷な運命を辿っていた婚約者を、女貴族が取り戻す話。
全てにおいて(お察しください)女性攻めの疑似百合。
*性描写がR15ギリギリ、BL要素あり、「女性受け」要素は一切ナシ。
読んでもいいよと言う人がいたら、読んでもらえると大変嬉しいです。
読んでくれた人がいたら、ありがとうございます。
◆来年の目標は書きかけの長編を完成させること。
「レニ&リオ ~皇国の女帝ですが夫の寵姫(男の娘)を好きになったので、帝位を捨てて二人で駆け落ちしました~」
https://ncode.syosetu.com/n3229id/(なろう)
https://kakuyomu.jp/works/16816700428056291418(カクヨム)
という長編を来年には完成させて、毎日一話ずつ公開していきたい。
5章81話までは公開済みだが、そのあとコツコツと書いて、いま10章200話くらいまで書き終わった。偉いぞ、自分。頑張れ、自分。
完成したら読んでもらえると嬉しいです。
(2023・4月15日追記)
全13章260話を書き終えて、4月15日(土)から毎日一話ずつ公開し始めた。うぉぉぉお、やったああああ。
◆来年以降はジャンル「女攻め」を広めていきたい。
2023年は、「女性が思考し、選択し、判断し、決断し、物事を動かし、その責任を取る。全ての局面において、女性が主体を背負う状態」であるジャンル「女攻め」を広めていきたい。
創作が社会に影響を与えるなら、既存のジェンダー観を打ち破るような創作を書くなり広めればいい。
「『男にサイゼに連れて行かれる』のではない。『男をサイゼに連れて行く』のだ」
◆「エネアド」はやっぱりすごい。こういう作品を広めていきたい。
エマニュエル・トッドが「新フェミニズム」について、「今まで社会の中で生きて男性に起こりやすかった社会病理・アノミー(規範が失われたことによる存在不安)が女性にも出てきたために、新フェミニズムの動きが出てきたのではないか」と書いている。
これを読んだときに、即座に「エネアド」のことが頭に浮かんだ。
何度か書いたように「男の社会規範から生まれやすい苦しみや妊娠出産できない(創造の力を持たない)がゆえの存在不安」をなぜ、読者層に女性が圧倒的に多いBLでやっているのか、ということが凄く不思議だった。
トッドの話を読んだときに、「今までの社会構造の中では男性に比較的生じやすかったアノミーは、女性にも生まれやすくなっている。だから社会の中で男として生きるセトの苦悩が、今後女性にも重なりうるとして描かれているのではないか」と思った。
改めて「エネアド」すげえええと思った。
男の自殺率の高さはアノミーによるものではないか、というのがデュルケームの主張らしい。
そう考えると、コロナ禍で女性の自殺率が増えた、というのは、まさにアノミーが今後は性別関係なく問題になっていく前触れなのかもしれない。
2023年は読書にも力を入れるつもりなので、デュルケームの本も読んでみようと思う。
◆ということとは別に、BLなのに異性愛カプも盛り上がっている懐の深さがいい。
BLなのに異性カプな上に、女攻めであるネフセトもマアトトもTwitterで検索するとけっこう盛り上がっている。(毎日検索している人)
こういう懐の深さが「エネアド」の好きなところだ。
単にセトの受け属性が、女性キャラ相手にも発揮されるほど強力なだけかもしれないが。
最新話のホルスの助けにきたヒーロー感とセトのさらわれたお姫様感にビビった。
やはりホルスエンドか……。マルチエンディングにしてくれないかな。
来年もよろしくお願いします。(唐突に終わる)