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牛尾剛『世界一流エンジニアの思考法』を読んで、他作業中はSlackアプリを落とすようにした話

会社のエンジニアの方が「非エンジニアにもおすすめ」とおっしゃっていて読んでみた。
帯に「生産性爆上がり」との煽りがある。実践的な内容に富んでいて、爆上がりしているのかは他者に評価してもらう必要があるが、本書の内容を実践することで生産性が向上している実感は確実にある。
通底する考え方として、「脳のリソースって有限やからな?」というのがあるように感じた。筋肉痛みたいな分かりやすい現象が無いから見落としがちだが、脳も疲れるし、疲れたらパフォーマンスが下がる。

以下、箇条書きでポイントをまとめてみる。

  • 脳を疲れさせない

    • マルチタスクは最低なのでやらない。

      • ここが本書で最も参考になったポイントで、これを受けて会議中や他作業中はSlackアプリを落とすようにしたら集中具合がグッと増した感覚がある。

    • 詰まったら/詰まりそうだったらすぐエキスパートに訊く。

      • リモートでも生産性の高いメンバーはクイックコールを頻繁に使う。

        • うちのチームでもSlackのハドルを推奨しました。

  • 基礎の理解、学習に時間をかける

    • 一流エンジニアでも理解には時間がかかる。

    • 学習時間確保のために、要らない仕事を退ける。

      • 「優先順位を付ける」場合、日本は「1~5で順位を付けたのでこの順番でやってくぞ」となるが、アメリカは「1をやるぞ」となってそれ以外はやらない。

      • タイムボックス制…所定の時間が来たら、予定していたアウトプットに達していなかろうが、その作業は終了にする。

      • 人間は週40時間労働が一番生産性が上がるという説もある

  • 脳を休ませる

    • マインドフルネス

    • 特に夕方以降はディスプレイを遠ざける

    • 睡眠時間の確保

    • 基盤としての身体づくり

      • 毎日30分の運動をすべてに優先して行う

      • ある年齢以上の方にはテストステロンブースターサプリ(そんなのあるんだ)もおすすめ。

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