樹齢400年の大きな杉に会いにいく。
AIR中、元浜町から少し離れ、彦根へ。この町には知り合いの作家が住んでいます。
この町には樹齢400年の大杉があると知り、車を出してもらうことに。
私は各地で展覧会を開催する合間に、その土地の大木、古木のドローイングをしています。基本は徒歩です。今回はありがたいことに現地に知り合いがいた為、割と足を伸ばせました。
まず一度、フロッタージュをしてみました。結果、紙の裏に雨上がりの樹皮の湿度で模様(ヤニなど?)が浮かび上がったので、画材は使わず、写し取る紙を押しつけ取るだけのよりシンプルな方法で再度試みます。こういうのは実際その場でやってみないと分かりませんね。
長浜の町で出会った方に頂いた、古い台帳用の和紙の束が一冊手元にあったので、幹の周囲を周り、その和紙に湿気をうつしていきました。
連れて行ってくれた作家には「彦根の古木巡りしよう!」と先に言ってもらっていましたが、今回はこの1箇所だけで日が暮れました。池のある気持ちの良い開けた場所。つい長居してしまうのも無理ありません。