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mjuberry
「時来れば、誇りを持って脇へどけ」
梅ばあちゃんの贈り物
乗松祥子著
この本に、図書館で目が会いました。
読んでみると、樹木希林さんとの交流のある方でした。
後半は、内田也哉子さんとの対談もありました。
「杉田梅」という、日本の古い梅の種類を守りながら、梅仕事をしている方です。
私も毎年梅干しを漬けるので、目があったのでしょう。呼ばれたのですね。
去年までは梅酢が余ると捨てていましたが、今年はご飯を炊くときに入れてみました。
米一合に小さじ一杯を混ぜて炊きます。
ほんのり薄いピンク、味もほんのり塩味。でも酸味はありません。
酸味が苦手な他孫ちゃんも、これには気づいていません。
梅干しのクエン酸は、疲労回復にとても効きます❗️
今年は捨てずにすみそうです。
今まで、もったいないことをしていました。
著者と也哉子さんの対談の中に、樹木希林さんが言った言葉として出てきました。
「時来れば、誇りを持って脇へどけ」
ドイツの詩人の言葉だそうです。
「現役で頑張る気持ちは必要だけれど、次の世代に譲っていくってことも必要よ。私はいつもこの言葉が頭にあるの。」とおっしゃったの。
乗松祥子著
この文章を読んだ時、今の政治家の重鎮の姿を思い浮かべたのは、私だけでしょうか⁉️
「勇退」という言葉
「老害」という言葉
私も3度目の成人を迎えました。
今できる事、今だからできる事、しなければいけない事。
子供や孫たちのために。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます🙇♀️❤️