La nectarine
ネクタリン。産地ですぐに思い浮かぶのは長野県。
遠い昔、お仕事で長野市を頻繁に訪れていた長野市。
縁の終盤頃、帰宅移動のみのチャンスをいただき、早朝まではいきませんでしたが、午前から善光寺に行かせてもらいました。
牛にも引かれていませんでしたが、見事なお寺を拝見した帰りの階段道で、ネクタリンを初めて目にして手に取っていました。
子供の頃からスーパーには出回っていて存在は知っていたかもしれないけれど、食の指揮者は桃やプラム派で、ネクタリンが我が家に持ち込まれることはありませんでした。
桃プラム派というのは裏を返せば定番派、珍しい系やマニアックなものは後回しということだったのでしょうか。食の安全第一という気遣いだったととらえます。
ネクタリンが危険なということでは決してないのですが、神奈川県はおそらく産地ではなく、出回れば別の地域からのフルーツであり、ネクタリンは高確率で長野県産と認識しています。
基本的には近くでとれたもの、地産地消が地球にやさしいというところまで、考えすぎればそういうことなのでしょうか。
善光寺の帰りにゲットしたネクタリンひとつ。値段は忘れましたが気軽に買えるくらいだったと思います。階段で広げられていた直売のお店から、少し階段を下って人目の少ないところでがぶり。
ネクタリン、美味しい。
桃より小ぶりで果汁が多く、プラムより大きくて種の周りが酸っぱいのは同じ。果肉が黄色で皮の近くはちょうどいい甘さ。個人の感想です。
和名はズバイモモ、アブラモモなど。やはり桃の系列みたいです。果実のピークはやはり7~8月、もっと大きくて甘いのはこれからかもしれません。
ちなみに、ネクターとネクタリンは関係なさそうです。ちょっとだけお世話になった某社さんの飲み物は桃から生まれた、であり、個人的にはその飲み物は、見つけたらたまに飲んでみたいです。
今回隣の隣の市内マーケットでゲットしたネクタリン。先輩方を差し置いて数少なかった長野産ネクタリンを持ち帰って申し訳ございません。
フルーツの欲求と、真っ先に懐かしさを覚えた見た目から、小ぶりでお安くはなかったけれど、失礼してゲットさせていただきました。
ネクタリンは善光寺の思い出だけど、お世話になりすぎたくらい、お仕事させていただいたのにおもてなしまでいただいたような長野の記憶が、手に入れてしまった要因ではないかと、自己分析してみました。
もう少しした隣の隣町ではなく我が町でもどこかで見かけたら手にしてしまうかもしれません。
他の産地があったら申し訳ないのですが、自分の中ではネクタリンと言えば長野県産と思い浮かびます。
長野、最初の仕事ではネクタリン、数年前の別の仕事ではやはり直売所に寄っていただいてりんごをゲットさせていただきました。仕事なのに合間に季節のフルーツまでいただいてしまってこの上ない感謝でした。
ネクタリンは少し冷やしてそのままがぶりが美味しい食べ方だと思います。
美味しいフルーツの恵みに感謝、今はお読みいただいた皆様に感謝です。