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【#135_研究・実践メモ】 ファミリービジネスが陥る4つの課題とは何か?~Hilburt-Davis & Dyer (2002) Counsulting to Family Business 第3章からの学び vol. 01
第3章「契約と診断」 では、コンサルティングを進める一連のプロセスについて紹介するとともに、最初の4つのフェーズ、ファースト・コンタクト、ケミストリーミーティング、契約、診断について、詳細な説明がなされています。
本書では、コンサルティングのプロセスとして・・・
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9つが挙げられています。
最初の4つのフェーズのゴールや確認が必要な問いとしては・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1736520751-RcHtz9aWJlrOwo1G8ANfmXU5.jpg?width=1200)
”Chemistry Meeting” という表現は初めて聞いたのですが、欧米では一般的に用いられるみたいですね。
クライアントとコンサルタントが出会うことで生じる”化学反応” ・・・かっこいいですね! (ケミストリー世代なので・・・笑)
それ以外は、オーソドックスな、組織開発のプロセスの様に感じます。
各フェーズの詳細はまた次回以降整理していこうと思います。
▽▽▽
前半の記述で興味深かったのが、ファミリービジネスの領域で、クライアントからある支援要請は、4つに分類されるという指摘です。
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シンプル過ぎるのでは? とも思いますが、案外、深く見ていくと、この4つに収斂していくのかもしれませんね。
逆に、問題が複雑に見えるときに、この4つの観点から整理できないか?と考えてみることも有効かもしれません。
いよいよ、具体的な”ファミリービジネスにおけるコンサルティング”の具体的なプロセスが出てきました。
各フェーズの特徴や要諦について、これまでの実務での経験と照らし合わせながら改めて確認していけるのも、楽しみです!
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