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【#147_実践メモ】 両極ではない、”曖昧さ”をマネジメントするということ~クレイグ & ムーア(2019)『ビジネススクールで教えているファミリービジネス経営論』 第6章 からの学び vol.03
クレイグ & ムーア(2019)『ビジネススクールで教えているファミリービジネス経営論』 第6章は、「リーダーとしての役割」と題し、リーダーのラーニング(学習)プロセスについて、「4L」というフレームワークを下敷きに、それぞれのフェーズの重要なポイントが紹介されています。
noteの整理も、「L1:ビジネスを学ぶ」・「L2:自社のビジネスを学ぶ」に続き、「L3:自社のビジネスを率いることを学ぶ」まで来ました。
本節では、自社のビジネスの中で、発揮することが求められるリーダーシップについて説明されています。
重要だなと思った点を抜粋すると・・・
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両極端に陥らず、曖昧さの中で意思決定し、リーダーシップを発揮するには、不明確な状況やそこで生じる不安と共にあり続ける、ネガティブ・ケイパビリティが求められます。
また、組織が成長するにしたがって、社内の制度や仕組み、例えば、組織体制(適切な階層構造の設定や、組織の単位の切り分け、管理職の配置、評価の仕組み 等々)や、価値観の共有(変化に対して前向きな価値観や、大切にする価値観を文言化して共有していくこと)が重要になってきます。特に、後者は、社内の人数が増えると、今まで暗黙の内にできていたことが、通用しなくなってきます。会社の急成長に伴い、必要な人員数を揃えるために、最長基準を緩和したときなど、特にこういう状況が起こりやすいです。
会社の成長は、少し遅れて、組織の停滞を生み出す要因にもなります!そこで、一時の成功を守るために、過度に保守的にならず、積極的に内外の環境変化に適応できるかが、中長期的な成長を実現できるかの分かれ道です。
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