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『キャラ弁がいい!』は大人の思い込み?

どうも。
何者でもないただの人SIROです。

本日は幼稚園のお弁当の日。
子どもの喜ぶ顔が見たくてキャラ弁を勧めるのだけれど
『可愛いも良いけど、美味しいがいい!だからいつものだし巻き玉子がいい!』
といつも断られます。
そして以前、あまりに地味弁当だったためテキトーに顔をつけたハートのだし巻き玉子。
とても気に入ってくれたらしく、それ以来毎回それをねだられます。

大人の思い込みだらけ



周りのお友達はキャラ弁を持ってくる子もたくさんいます。
だからこそ、周りと比べて可愛くないお弁当に悲しくなったりしないものかと心配になります。
うらやましくなったりしないのだろうかと。
しかし娘は、はっきりと断るのです。
比べてしまっているのは大人の方で、子どもはしっかりと自分の芯を持っていていたりするのです。
もちろん可愛いのが好きな子もたくさんいるでしょう。
すきなキャラなら食べられるとか。
でもそうではない子も確実にいるのです。
我が家の謎のだし巻きハートちゃんは
『自分だけ』
という特別感と大好きなだし巻きが笑っているのが好きなのだそう。
何がヒットするかわからないものです。
我が家の娘にいたっては、見た目と本当に好きなものはいつも違います。
お菓子は可愛い物に釣られてしまうのですが、いつも食べて後悔してしまいます。
『塩羊羹にすればよかったぁ』と。
今年のバースデーケーキも
『エルサのケーキ可愛かったけど、やっぱりチョコレートケーキがいい!美味しいがいい!』
だそうで。
大人は本当に思い込みで
『子どもはこういうのが絶対好き!』
って決めつけてしまうんですよね。

絶対アンパンマンが好きだろう!
絶対甘いお菓子が好きだろう!
絶対女の子はピンクか紫か水色がすきだろう!

みたいな。

娘の場合
アンパンマンよりペッパピッグ
チョコレートはやっぱりカカオ70%以上よね
茎わかめうまいよね!
今お流行りの地球グミまるで興味なし。
だって、甘そうなんだもの。
黄緑色、黄色かわいいー!

こんな調子。

ことごとく裏切ってくれます。
本当に面白いです。

きっと

大人が思い込んでいる子どもの好きな物は
子どもがそれを好きかどうが決まる前に
大人が決めつけ知らず知らずに洗脳したのではないかと推測する。


アンパンマンは認識しやすい顔なので好きになりやすいとはいいますが、それに加え、おもちゃ売り場もお菓子売り場も、服売り場も、、どこを見てもどこかにアンパンマン様はいらっしゃる。
さけることが難しいくらいです。
これは

単純接触効果


といいます。
複数回、会えば会うほど好きになる。
そんな感じの心理的効果のことです。
これが街にくり出せば簡単におこるのです。
そりゃアンパンマンの作戦勝ちと言ったところ。

女の子だからと、可愛いものを与え続けたりすればそりゃ好きにもなります。
女の子コーナーは大人が勝手に可愛く作り込んでいますし。

娘がそうならなかったのは、その子を良く見て興味を持ったものを与えた結果と、我が家の環境、つまり親の趣味がそうさせたのだと思います。

緑頭のパパや、可愛いよりもかっこいいが好きなママ。
娘の服を買いに行けば、男の子コーナーからも買う。
多様性を伝え続け、テレビでスカートをはいた男性を見ては素敵だねと話
坊主の女性はお洒落!ママ似合うようになりたい!
と話したり。

食べ物は、子どもや大人をあまり分けずにしていた。
味を薄めにはしても
『The子どもの好きな調味料』
ケチャップやマヨネーズ、みたいなものをあまり使っていなかった。
すると、今でもサラダはちょっとの塩や醤油だったりする。
ケチャップはあまり好きじゃないと言う。

大人が勝手に決めつけなければ、基本的には育った環境に影響を受け、親と似た感覚がつくようです。

キャラ弁からそんな事を考えた一日でした。

でわまた!

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