町田市にある茅葺き屋根・・・素敵な書斎に至るまでのながーいアプローチが素敵という話(武相荘)
日本中でも茅葺き屋根の家はかなり減り、見かけることも少なくなりました。そんな茅葺き屋根ですが、東京にもまだ残っています。そのひとつが
町田市にある茅葺屋根の家、武相荘。
以前からずっと気になっていて、ついに行けました。
クルマでナビに任せて、出発。
もともとが方向音痴のためか現地近くにきても、なかなかたどりつけずに迷っていると・・・こんな看板が交叉点に見つけました。
この看板をすかさず助手席にいる娘に写真に撮ってもらって、ようやく到着しました。この看板をみれば大丈夫。行けます。
駐車場からここから入るのかな・・・と思いつつ、竹に囲まれた散策路を歩いていきます。青々としてた竹の空間に包まれる感じはこれから出会うであろう武相荘に向かってワクワクしてきます。空気まで青く感じるから不思議です。
足元に目を落とせば落ち葉などにも小さな発見ができます。そんな楽しみを見出しながら歩いていきます。
竹林を抜けると、そこにはデッキがバーンと張られた場に出ます。小川にせせらぎの音があり、奥にはベンチもあり、訪れた人を「ようこそ」とお迎えするもてなしがそこにはあります。
時間に追われ、仕事に追われ、家事に追われ・・と何かと息苦しい東京ですが、こんなところにちょっとした息が抜ける場がありました。
階段を上がると、白い漆喰壁のショップにたどり着きます。中にはこの武相荘ならではのミュージアム関連のグッズ、陶器などが売っていました。見るだけでも楽しく、どれも魅力的です。
白洲さんの愛車も展示されています。昔はこの車が生き生きと走り回っていた姿が浮かび上がってくるようです。
向かいにはカフェがあるのですが、武相荘を見学したあとに1時間ほどゆったりと過ごしました。内部の空間は天井が高く、美しいステンドグラスと漆喰に包まれており、とてもゆったりと過ごすことができます。
門を抜けてようやく母屋たるミュージアムにつきます。
靴にビニールをはかせて中へ。中でチケットを購入します。
奥にいくと書庫ともいえる本棚ばかりのスペースがあり、そこを抜けると、書斎がひっそりとあります。
こんな素敵な場所、家を残してくれたことに感謝しかありません。
また、ぜひ訪れたい場所の一つです。
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