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英語学習にやっぱり図書館は有用

英語の勉強というと、どうしてもテキスト代や会話練習、リスニングなどにお金がかかってしまいます。

大人の語学、再学習。
アラフィフオジサンの英語・再学習。やっぱり時間的コストが若い時に比べて、どうしてもかかってしまう分、予算的なコストはなるべく下げたい。

そこで思いついたのが「図書館」

今回は英語スキルの「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」で図書館に照らし合わせてみます。

英語学習に図書館を使い倒す

日本の公立図書館でも、英字新聞や英語の教材を置いてあるところが多いです。

リーディング向上のための「多読」に『新聞』はうってつけ

まず、図書館にある新聞。種類が豊富。
新聞に使われている英語は「文法」「略語」等のルールがしっかりしているため、ネットの書き込みに比べて「公式で使用される言葉」として学習価値があります。

週末版オーストラリア全国紙・広告や幅広い情報で結構ぶ厚いです


地方紙も充実。QLD(クイーンズランド州)のCourier Mail.

8月11日の表紙。EKKAは収穫祭の様なお祭り。


地方紙特有の天気予報。地方紙とはいえ、日本よりも面積が5倍広いです。州都はブリスベン。その他にケアンズ・ゴールドコーストが有名。
現在冬ですが、最高気温は図の通り。
天気図では、高気圧・低気圧の回転方向が逆。

新聞一面の天気予報。水の貯水レベルがオーストラリアっぽい


おなじみ、星占い。読んでいるうちに時間が経ってしまう…

占いは独特の文法を使います。拡大して観てみてください

興味ある分野の雑誌。自分で設問をしてみる


先日のスキム・スキャンスキルの練習に、新聞や雑誌はとても有用。日本の図書館でも「Time誌」や「ナショジオ」等の英文雑誌が置いてあります。

スキム・スキャンスキルの向上に便利です。
大体の絵やタイトルで内容を推測し、読んでいきます。リーディング向上のためには、自問自答しながら。もしくはもし自分が英語問題を作るとしたら?と考えながら読むとスキル向上します。

旅行雑誌に日本のことが書いてあると、どういう所に興味があるのか等、やはり読んでしまいます。自分が知っている情報もあるので、ツッコミ入れながら読むと楽しくなります。

リスニングにオーディオブックの貸し出し。会話でスピーキングも鍛える

最近はオーディオブックも増えてきました。耳で聞くのに、オーディオブックを利用しますが、ラジオでも良いかと思っています。

ラジオは時々聞き取れなかったり、何の話をしているのかわからないことがあります。オーディオブックは再生速度の上下や巻き戻しなどが容易。

ただ、長編のオーディオブックは、一度内容を見失うと、どこまで戻るかが悩みどころ。話の内容がつまらないと、頭の中で「ラリホー」が響き渡ります。

最近はネット上でも無料のオーディオブックが貸し出しできますので、利用してみてはいかがでしょうか?

さて、図書館内であればオーディオブックやその他機材・機器の貸し出し、司書さんと会話する必要があります。

オーストラリアでは、多言語利用者に慣れている司書さんが多いので、文法ぐちゃぐちゃでも、きちんと対応してもらえます。

理解していただいたた上で司書さんに「How should I ask you?」(なんていえばよかったですか?) と言って、さりげなく自分のスピーキングスキルを向上させます。何度も使える技ではないですが…

ライティングには写経?

日本でもオーストラリアでも、向上させるのに一番苦労するライティング。自分で書いたものを誰かに添削してもらえればよいのですが、なかなか自己学習ではそうもいきません。英語学校に行っていれば添削をお願いできます。本格的にIELTSやTOEFLが必要になれば、やはり通学。

時々、オーストラリアの図書館で「ライティングレッスン」を行っている所もあります。

しかし、いつでもどこでも開催しているのではないので、基本は「良い文を書き写す」という写経練習。

in, at, the, of,等の助詞・前置詞の使い方、エッセイで内容ごと、接続詞の使い方などは読むだけでなく、書いてみることで良い練習になります。

また、見ながら書くことで、入力スピードを測ることもできます。雑誌1ページのエッセイは1,000文字から2,000文字。新聞記事であれば200字~1,000文字位を探すことができます。

日本語でも、良い文章や書きたい短編小説があれば、まずは書き写すことで良い練習になるのは歳をとってからも同じ。まずは真似る。

どうせなら新しい発見をしつつ、英語スキルを向上させる

20代前半までなら、私も積極的に新しい世界に飛び込んでいきました。しかしアラフィフになってくると、どうしても考え方が固まりがち。自分でも驚くほどです。

しかしながら、この歳で新しい世界に飛び込む以上、学び続ける必要があります。

苦行と思うか、楽しむかで結果は違ってきます。どうせなら新しい発見を楽しみながら進めていくことで「自分づくり」をしていきたい。

全て順風満帆とはいきませんが、まずは一歩一歩。

そして、図書館の様な公共サービス、レベルにより使える幅が広くなっていきます。積極的に企画等参加して英語の向上だけでなく、自分自身の居場所も探していければ、と画策。

後日記事にする予定ですが、オーストラリアの図書館。利用者になると「AMES: Online English Course」(NSW州主催)
上記のオンライン英語コースが自宅で利用ができるようになります(無料)。コンテンツが豊富で、リスニング、会話、作文のレッスンもあります。


参考Note

・名古屋大学図書館のサポートデスクさんのページ。
英会話のワンポイントアドバイスや大学図書館の利用についてわかりやすく書いています


・おかっちさんのページ。写真は記事の石川図書館でしょうか。
石川県立図書館の情報が紹介されています。


・多聴多読の紹介ページ。年齢レベルごとに分かれていて見やすいです。


・私と同じく英語の再勉強を始めた記事。別ページに英語再学習の紹介も。自分の言ったことが通じないと焦るんですよね~。


・ニューヨークの図書館のドキュメンタリー。教育と情報へのアクセスが不平等を解決する。選挙だけが民主主義ではない。心を打ちます。日本の図書館民営化とは違った展開で納得いくページです。


・英英辞書の記事。同じくオーストラリアでの生活。私も紙の辞書でお世話になりました。今また勉強。hiroさんの記事です。


・みかづきさんのBBC一分ニュース。最新ニュースで英語の勉強や表現学習にもなりますが、一番はみかづきさんの継続する力を学んでいます。すばらしいです。

こちらでも記事公開:
https://sairyu-sensei.com/englishagain/


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