#111 【具体的!】バラード1番のポイントアドバイス動画〜指がもつれる、両手のスケール他〜
こんにちは!さいりえです。
今月は1本目のアップが少し遅くなりましたが、中旬以降多めに配信していきますのでよろしくお願いいたします。
さて、#111 の内容は、ショパンのバラード1番のアドバイス動画です。
これまで、バラード1番に関しては
・YouTubeの練習動画
・noteで部分的なポイント解説・動画
を共有してきました。
今回は特定のご質問に関するアドバイス動画になります。
ご質問の内容は、私自身も「たしかに、それ悩む…!」と共感する内容でしたので、きっと皆さまのお役にも立てるのではないかと思います。
今回のご相談内容
〜バラード1番のポイントご相談の内容〜
①134小節の部分で指がもつれてしまう
②138小節からのscherzando 、全体に重い感じになる。
左右のリズムの違い(先生のバラード1番の動画でのお話にあったように)
を、もうちょっと出せたら
③Coda の両手のスケールがバラバラになってしまう
①と②はこの部分に関して。
この右手のきらめくような走句、実は音形がちょっと弾きづらくて、指がもつれやすい…!とてもわかります。
動画の中で、
・音の並びをよく観察して、「棒弾き」のようにならず、表情のある演奏につなげること
・細かい単位から順番に練習するプロセス
・指がもつれてしまうときの、指の独立のための具体的な練習方法の紹介
をお話、実演しています。
また、②のscherzandoの表現については、左手を中心に大まかなポイントについてお話しています。
こちらの部分はYouTubeの練習動画でもお話していますので、ご参照ください。
つぎに、③の「Coda の両手のスケールがバラバラになってしまう」という点。
ここですね。
このような、両手の速いスケール、重音スケール、半音階スケール、細かなアルペジオ…というのは、とくにロマン派の作品でとても多く出てきます。
今回、「両手がバラバラになる」というご相談でしたので、
・細やかに聴いてそろえるために
・指のクセや改善点をどう見つけるのか
・カタカタ、と拍に入れるスケールではなく、勢いと流れのある華やかなスケールにするための練習
などについてお話しています。
いずれもポイントアドバイスですので、簡潔にお話しています。
バラード1番に取り組んでいる方もそうでない方も、ぜひご活用いただけると嬉しいです!
動画はこちらから
アドバイス動画はこちらからご覧ください。
【動画①】
①134小節の部分で指がもつれてしまう
②138小節からのscherzando 、全体に重い感じになる。
左右のリズムの違い(先生のバラード1番の動画でのお話にあったように)
を、もうちょっと出せたら
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