#2 ハノンのスケールのカデンツを使って和声感を磨こう!
こんにちは!ピアニストのさいりえ(@smomopiano)です。
このマガジンは、ピアノを楽しみたい、がんばっていきたいと思うあなたにちょっぴり役立つ情報を動画やテキストでシェアしていきます。
そして、ご登録の会員さまのご質問やご相談に答えたり、リクエスト曲を使ったたりしながらコンテンツにしていくサロンです。
さて、今日のテーマは
・和声感をつけたい!
・譜読みや暗譜が得意になりたい!
・さらさらっと伴奏をつけたり移調したりできるようになりたい
・もっと和声のことを知りたい
そんなあなたへの第一歩。
ふだん弾いているハノンのスケールを使って、さまざまな和音に慣れる練習方法をお伝えします。
もくじは次のとおり。
◇カデンツの和声機能と、ちょっとした変奏
ハノンNo.39のカデンツの和音の機能の解説と、S(サブドミナント)の置き換えパターン①を動画で紹介します。
◇ドッペルドミナントってどういう和音なの?
曲の中でもしょっちゅう出てくるドッペルドミナント。和音の考え方と機能について動画で解説します。
◇ハノンNo.39のカデンツ変奏その② 〜ドッペルドミナント〜
ドッペルドミナント和音の作り方、ハノンでの応用方法について、まずは長調で解説。全長調の移調バージョンを動画で弾いています。
◇ご登録者の方へ、次回予告とリクエストのお願い
次回は練習動画か初見演奏動画を公開する予定です。
ご登録者以外の方も、途中までご視聴いただけますので、どうぞご覧ください。
カデンツの和声機能と、ちょっとした変奏①(動画解説)
ハノンNo.39のスケールは、24の長調・短調の音階(スケール)と終止形の和音連結(=カデンツ)でできています。
このカデンツを使って、
・和音の機能の解説(T-S-D-T)
・Ⅱ度(7)の和音を、IV度に変えて弾いてみよう!(Sの和音の置き換え)
ということを解説していきます。
くわしくは動画をご覧ください(初、しゃべってます・・・!)。
S(サブドミナント)の和音の置き換えはいろいろなバリエーションでできるので、この先でさらに紹介していきますね。
ドッペルドミナントって?どういう和音なの?(動画解説)
さて、S(サブドミナント)の機能をもつ和音のひとつに、ドッペルドミナント(V度調のV度)があります。
楽曲の中でも、当たり前のようにたくさん登場する和音で、V度の調から借りてきたV度のことです。
あるひとつの調で進行しているときに登場すると、
①V度調のV度(ドッペルドミナント)=S(サブドミナントの機能)
②V度=D(ドミナント)
③Ⅰ度=T(トニック)
という順に連結・解決できます。
くわしくは動画をご覧ください。
ハノンNo.39のカデンツのちょっとした変奏②ドッペルドミナント(動画解説/全長調の演奏例あり)
では、ドッペルドミナントを実際に手でつかみ、和声感覚を身につけていきましょう。
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