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お役立ち情報~3月3日は耳の日~
「2月は逃げる」と言いますが、あっという間に3月💦
今期もあと1ヵ月となりました。
さて明後日、3月3日は耳の日です👂
2017年7月国際アルツハイマー病会議において、「難聴」は「高血圧」
「肥満」「糖尿病」などとともに認知症の危険因子の一つに
挙げられました。
さらに、2020年には「予防可能な40%の12の要因の中で、難聴は認知症の
最も大きな危険因子である」と指摘がされています。
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難聴による心の不安が行動を制限してしまう
・電話に出たくない、かけたくない
・友人を訪ねたり、近所の人に話しかけることを躊躇してしまう
・テレビの音が聞こえず、楽しめない
・何度も聞き返すと相手が嫌がるため、聞こえるふりをしてしまう
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聞こえにくいかなと思ったら・・
■会話をするときは合図をしてから
会話を始める前に相手の注意をひきつけます。
そうすることで、会話の内容に集中できます。
■口元が見える位置で話しかける
耳元で大声で話しかけると、耳を傷める原因となります。
口元が見えるように正面で話しかける、ゆっくりと丁寧に話しかけること
が大切です。
■言葉の言い換えで聞こえやすく
聞き取りづらい言葉は言い換えてみましょう。
例えば、「7時(しちじ)」を「ななじ」と言い換えると会話がスムーズ
に進みます。
聴覚トレーニング
老人性難聴の予防・改善に役立つのが「聴覚ネットワーク」です。
会話を理解するうえで、キーワードとなる言葉を予測できるか
できないかが大切です。
そのキーワードを取り出す「類推」する力を鍛えることが予防・改善の
カギです。
①「父(ちち)」「吉(きち)」「七(しち)」「一(いち)」
など響きが似ている言葉を一つずつご本人の背後から言う
②ご本人はその言葉を復唱する
口の動きから推測できないよう、背後から出題します。
音に集中することができ、聴覚ネットワークを鍛えることが出来ます。
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※補聴器を使い、周りとのコミュケーションを円滑に図れるように環境を整えることも大切です。
補聴器を購入する場合は、まず耳鼻咽喉科を受診しましょう。
認知症介護に関する悩み、お気軽にご相談ください。
〇私たちと一緒に働く仲間を募集しています♬