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5月の風にこいのぼり

高知採用担当の北村です😊
ゴールデンウィークに入りましたが皆様いかがお過ごしですか?

5月5日は「こどもの日」でもあり「端午の節句」でもあります。
端午の「午(ご)」と「五」をかけて5月5日になったみたいですね。

男の子がいる家では、日本独自の風習でこいのぼりを揚げたり
兜・鎧や桃太郎、金太郎を飾ったりして、男の子の成長を祝っている
ことと思います🎊

それぞれに飾る意味がありますので、これから男の子が生まれる方や
お孫さんができる方は一部紹介しますので是非参考にしてみてください👍

■こいのぼり
『すこやかな成長と立身出世を願う』

■兜・鎧
『病気や事故から身を守り、困難に勝ち、丈夫に成長してほしい』

■桃太郎
『鬼に立ち向かう勇気や力強さと「忠」を象徴する犬、「智」の猿、
「勇」のキジの協力を得たことから人望を兼ね備えた人になるように』

■金太郎
『健康を象徴、気持ちやさしく健やかに成長してほしい』

我が家には、元気盛りの男子2人がおり、次男は今年6歳になります。
こいのぼりをあげてお祝いしますが、寂しいことに今年が見納めに
なります🎏

ここで、高知県のこいのぼりの伝統的な文化を紹介したいと思います☝🏻
高知県では、こいのぼりと一緒に、高知の伝統工芸である手染めのフラフ
または大のぼりを揚げます。
フラフとは、大漁旗からできた旗で、漁業が盛んな高知でも人気ですが、
基本的には高知市春野町を境に、主に東部ではフラフ、西部では大のぼりでお祝いされると言われています。
私の実家がちょうど高知市春野町なのですが、我が家は大のぼりで
お祝いしています🚩

名前は勿論、家紋を入れたり、絵柄も桃太郎、金太郎の伝統的なものから、その他オリジナルでも手染めしてもらえます。(写真でも作れるみたいですが、その場合は手染めではなくデシタル染色になるようです。)
我が家では、長男には金太郎、次男には桃太郎を手染めをしていただき
ました。時間はかかりますが一つ一つ職人技で染められたのぼりは、
美しく高知の青い空にビビットな色合いでとても映えています✨

そして、高知県ではもう一つ【こいのぼり】についてのお話があります。

高知県四万十町十和という地区がありますが、この季節になると四万十川にこいのぼりがかかります。今では色々な地域で見られる「こいのぼりの
川渡し」ですが、実はここが発祥の地となります。

こいのぼりの川渡しがはじまったきっかけは、ある少年が地域の
大人に言った「僕たちが大きくなったから、近ごろは親がこいのぼりを
全然揚げてくれない」という言葉だったそう。それを聞いた男性が、
「町内でこいのぼりを集めて地域であげよう。」と、実現したのでした。
最初は、四万十川を船で渡り、川を挟んだ山々にロープを結んでいたようですが、時代が進んだ今では、ラジコンやドローンを使って対岸へのロープの受け渡しをしているようです👏🏻

こいのぼりに込められた子供の「すこやかな成長と立身出世」を願うと
ともに、こいのぼりを楽しみに待つ子どもの姿を見つつ、これからも日本の素晴らしい風習として受け継いでいってほしいです💗

四万十川の「こいのぼりの川渡し」は、今年は5月13日(土)まで
ご覧いただけます。

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