【自己催眠の本質】「内」と「外」の違い

成功するための一つの方法。

成功者の真似をする。
服装を真似する。
高級品を身につける。

なんてことを聞いたことがあるでしょう。
私自身、実践していることもありますが、間違った理解をしている人もいると感じることがあります。

こんな人がいました。上記のような内容を信じて、ブランド物の服や装飾品をカードで買いあさっていた人。
それも分割払いで。

残念ながらその人は苦しい生活を送ることになり、成功とは真逆の結果になってしまいました。
最初は自信満々に語っていたのに、言葉も顔の表情も変わっていきました。
このような人を、私は何人も見てきました。

何が間違っていたのでしょうか？

それは意識が「外」に向いていたからです。
成功者に見られたい、周りの人の評価を得たい、そんな気持ちで行っていたからです。
私もその人を見て「やめた方がいい」と心の中で思っていました。

ちなみに私はそういう行動を否定しないと決めています。
なぜなら、自分自身が信じて決めたことですし、その経験も未来に繋がっているからです。
以前はついアドバイスをしていたのですが、逆にその人のためにならないことに気づき、やめることにしました。

そもそも、その人が自分で信じて決めた道を変えることは難しいものです。

では、どのように変えればいいのか？

成功者の真似をすることはとても効果があります。
自己催眠の効果もありますし、だからこそ、やった方が良いと思います。

大切なのは「内」に意識を向けること。
それを身に付けることによって、活動していくことの決意を高めたり、成功者のあり方で行動したり、自信をもった自分を演じる。

このような意識でやっていけば、きっと効果があったことでしょう。

「外」ではなく「内」へ意識を向けることが大事なのです。
仮に、「外」に向けてうまくいったとしても、さらにとどまることなく「外」に意識を向けるようになり、結局どこかで崩壊することになるでしょう。

数年前に高級時計を買いました。
私は全く時計には興味はありませんが、ある人の講演を聞いて、実践しようと思いました。

その人は、事業を成長させ続けると決断して、その決意を強めるために何十年と使い続けることができる木製の椅子を買いました。
そして、結果を出し続けています。

私はその話に感銘を受け、今の仕事を今後30年続けると決断し、
時計を購入したのです。
私の活動と思いを引き継いでくれる人に、その時計を引き継いでもらうことも同時に決めました。

その時計をつける度に、あのときの決断を思い出すことができます。
そうやって意識しつづけることによって、「そうなるもんだ」と思い込みへとなっていくのです。

私にとっては、人によく見られようと「外」に意識が向いているのではなく、自分の決意を固めようと、「内」に意識が向いているのです。

「外」ではなく「内」

これが理解できれば、ちまたに溢れている成功法則は、きっとあなたの人生をも変えることでしょう。

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