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30代子持ち女性がマイルストーンなき人生を生き抜くには

爆速成長を続ける我が子と、ゆるやかな死一直線の母である自分

社会人になってから14年も経ってしまった。私は多分、もう「若手」ではない。(信じ難い)
日々連続成長中の我が家の1歳児&5歳児と比較すると、私の成長角度は実になだらか〜なものになってしまった。

半分赤ちゃんだと思っていたのに、いつの間にかカタカナをマスターしてポケモンSVを全クリした5歳の息子

それでも、去年より今年が、昨日よりは今日の自分がより良くなっていると信じたい。人より若干遠回り気味ではあるものの、小さな「できること」の先に「できそうなこと」を積み重ねて、ここまで社会人をやって来た。

そんな去年の秋、35歳の誕生日に「ねんきん定期便」が届いてふと思った。(35,45,59歳はハガキじゃなくて大きな封書が届くよ!怖いね!)

「できるようになったこと」より「やろうとしてもできないこと」が増えるのっていつからだろう?

仕事では、これまで当たり前のように、課題に直面しては、調べ、学んで、人に伝えたり仕組み化したりを繰り返して来た。

その対価としてお給料をいただいて、ちょっとずつ(それはもうちょっとずつ)昇格や昇給もして来たわけだけど、これは果たしていつまで続く/続けられるんだろうか?

日常生活では、セルフレジ会計はできるしマイナポータル経由で確定申告はしたけど、TikTok投稿はおろかリール編集もままならない自分。

去年の春はまだお腹の中にいたのに、先週ついに歩き始めた1歳の娘

乳幼児と比較して、すでになだらか〜〜になってしまっている自覚のある成長角度。もしかしてもう人間としてのピークはとっくに過ぎており、65歳の定年のその時まで成長し続けるどころか下降の一途を辿るんだろうか?

め、めめめめっちゃ怖い〜〜〜!!!

こうしてボケていってしまうんだ!(?)

日々生きるために働いて、もう限界〜><なんて愚痴を垂れ流しつつ「楽しいことばかりじゃないけど、何もない毎日が幸せだね^^」と幸福の上限を決める40,50代になり、

ゆるやかに「死」を迎えるんだ!!!!!!

………と、絶賛育休取得中で時間を持て余していた(※)私は、絵に描いたような焦燥感に駆られてYOUTRUSTの転職意欲・副業意欲を「積極的に検討中🔥」に変更した。

(※)産後6ヶ月で夜泣きが極まっていた時期。寝かしつけに3時間抱っこで歩き回り、夜中は1時間おきに起こされ、身体中痛い…眠い…誰かと話したい…と泣いていた頃でした。(死を迎えそうだったのは将来ではなくまさにその瞬間だし、必要なのは睡眠だった説はある)

睡眠不足は人を狂わせる

ワーママの天国からの卒業

というのも、ちょうど同じ頃復職面談があり、企画から実行まで1人で稼働していた環境に戻る可能性が高いことを知らされていたから、自分の成長鈍化に恐れを抱いていた。

前職の事業には強い思い入れがあったし、フルリモフレックスかつ仕事量を自分で決められる上に、自分の得意領域を任せていただけるというワーママにとっては天国のような環境だった。みんな良い人だし。

でも、まだまだ30年働きたい、なのにまだ一人前ではないと感じている自分に今必要なのは、私一人で何とか作った実績の再現を繰り返すことではなくて「チームで一緒に大きな挑戦をすること」なんじゃないかと。

というわけで、人生何度目かの転職活動をスタート。
4月の保育園入園までにフィットする企業が見つからなければ、そのまま復職するのもありかな……と思っていた3月の終わりに突然出会ったのがアイザック株式会社でした。

20代女性、人生のマイルストーン多過ぎ問題

ちょっと話が横道に逸れるけど、20代の女性は、ずっと人生のマイルストーンに追われている。

平成後期に20代を過ごした私は「子どもは2人欲しいから1人目は30歳、4歳差でもう1人産みたい。それじゃあ29歳までに結婚したいし、3年付き合うとしたら26歳に理想の人に出会えたら良いよね!」みたいなことを友だちと話していた。(令和は全然違いそう)

何て浅はかで不確かで、残酷。実際は全然計画通りになんていかない。当たり前だ。

物量や試行錯誤、自分一人の努力だけでは達成できない目標を持つことは不毛だけど、出産の可能性を考慮する場合、どうしても年齢の目安がセットになってしまう。

▲5年前にゼクハラ(ゼクシィハラスメント)していた頃の私

ライフステージの節目を迎え、この先5年を考えた時に

去年第二子を出産して35歳になった私は、次の人生のマイルストーンを探していた

これまで、20代後半から仕事が楽しくなってきた今を手放さないために、人生のマイルストーンにキャリアプランを重ねてきたから。

(n数=私の周囲なので確実なことは言えないけれど、男性は人生設計からキャリアを考える人は少ない気がする。来年子供が産まれるから!とプロジェクト責任者抜擢を断る人はあまり聞かないけど、女性はそうせざるを得ないシーンがままある)

▲長男出産時に育休を取得せずに復職したときの話

マミートラックに乗らず仕事もやり切るには、どのタイミングに人生のイベントを持ってくるか?をこの7年くらいずっと考えてきたけど…

35〜40歳の、いや40〜45歳もその先も、働き方を変えざるを得ないような(主に健康面のトラブルこそあれど)自分の人生のイベントなんて何にもなくない!!!!?

37歳の自分は「小1の母」で、40歳の自分は「小4の母」で、それぞれに大変と聞くし介護なんかもあるかもしれないけど、今そこから逆引きでキャリアを考える必要はないんじゃない!?

突然、制約がなくなる未来が見えてびっくりした。私、30年先までキャリアを考えて良いのか!考えなきゃいけないんだ!!

広報のキャリアパスと、働く女性のロールモデル

そうなるとまずは自分の職種=広報で活躍している先輩方を調べてみるわけですが、3,40代広報の方、びっくりするくらいフリーランス!!開業率の高さよ。

独立されている方何人かに話を聞くと、
「不妊治療しながらスタートアップの広報は難しかった」
「子育てと両立するには、今は業務委託として依頼をこなす方が時間の融通が効く」
「独立することでより多くの企業やサービスのPRに携われる」
「報酬を上げるにはマネジメント職に就く必要があったけど、手を動かしたかった」
など理由は様々だけど、

初めから起業を志していたというより「これからの人生、より挑戦し続けるために独立した」というニュアンスを(私は勝手に)強く感じた。

もしかしてこの職種、被雇用者のままで挑戦を続けるのは難しいのかもしれない。

あれ、私「会社のみんなで挑戦して、会社と一緒に成長する」ことに喜びを感じるタイプなんだけどどうしよう??

さらに、職種広報にこだわらずとも「企業で活躍する40〜60代女性」って経営者か有資格職の人しか見なくない…?キャリア女性って、家族のサポートが厚いか、フィジカル(もちろんメンタルも)が圧倒的に強いかの二択。私は後者になれる…のか…?BMI15で体育2の私無理そう

そもそもIT(Webアプリ)業界自体の歴史が浅くて、女性に限らず男性も5,60代どうなっていくのか分からないな??全員は管理職になれないわけで…
と、転職先探しと自分探し()を並行していた春に出会ったのがアイザックだった。(ようやく本編戻ってきた)

「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」

アイザックは創業9期目の「上場を目指さない、自己資本100%のスタートアップ」。外部資本を入れないことで意思決定のスピードや自由度を担保し、事業領域を問わずあらゆる市場で挑戦を続ける会社です。

今年パーパスとして「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」を策定しました。

どんなこと(事業)をやっている会社?と問われると、PR担当の私でもえぇと……とひと呼吸置きたくなるくらい色んな事業を展開している。

入社して3ヶ月。単純に「おもしろい会社だなぁ」と感じています。

①ウェットさとドライさが同居する社風

事業部ごとのカラーはあるけれど、事業を絶対成功させるんだ!という熱量はどこも同じ。毎月の数字共有が行われる全社定例では、汗と涙が飛び交うし、毎日文化祭の前日みたいな温度感。飲み会や社内イベントも多い。チャットも熱い。

60人で行った社員合宿。ピザ3時間くらい焼いてた、みんな汗だく

一方でless is moreをバリュー(行動指針)に掲げるだけあって、MTGは基本30分。(ちなみに私は採用面接も30分×3回だった)感情共有はMTGではしないスタイル。当たり前だけど事前共有されたアジェンダに沿って進められ、NAまでしっかり決まる。入社してから今まで「このMTG、なんだっけ?」みたいなことは一回もなかった。

②上司にめっちゃ見られてる、のにマイクロマネジメントされない

Slackのお約束として「必ずメンションをつけよう」というのがあると思うんですが、入社してすぐ上司の@yukihariguchiが一言。

「あ、僕常に見てるので、メンションはつけなくて大丈夫です!^^」

そんなことある!?めちゃくちゃ忙しいのに!?確かに大体オンラインだし本当だメンションつけてないのに誰よりも早く絵文字リアクションつけられる!こっわ!!

でも不思議とマイクロマネジメントはされない。共有と報告はするし、方針は確認するけど「このやり方でこうしてください」と言われることはないのが嬉しい。怖いけど安心感がある。

③不安だった、肝心の挑戦

「年齢で仕事するわけじゃない」と頭では分かっていても、自分より若い経営者に人生を預けるのは、なんとなく不安になってしまう人もいるのでは?(いない?)

私は「若いボスから適切な負荷を得られるか?」がとても不安でした。要はキャパを考えないタスク量を与えられたり、逆にフィードバックが得られず成長刺激が不足しないか心配していたんです。
結論杞憂でした。

私のペースや得意領域を認識してくれた上で、褒めてもらったり遅いってやんわり言われたりして過ごしています(笑)

入社していきなり外部対談の企画をすることになるとは思わなかった…

信じられないくらいインプットもアウトプットも速いボスと、休日昼夜問わず手を動かし続けるボス、筋肉質に目の前の仕事に向き合うボス。(こう書くと三者三様みたいだけど、経営陣3人とも全部当てはまるのが怖いすごい)

ワークアズライフに全員なる必要はないけれど、ライスワーク(食べていくためだけの仕事)はやめよう。
が一つのテーマらしく、ここでなら生涯挑戦を続けられるのでは?と期待が確信に変わり始めたところです。

日常に追われず、日々を味わい尽くすために

可能性のかたまりな5歳児のブームは2年前から「昆虫」

とんでもない長さになってしまったけど、「30代子持ち女性がマイルストーンなき人生を生き抜くには」→自分の人生を自分で決めて生きて良いし、挑戦し続けられる場所を探そう!ということが伝われば嬉しいです!

その「挑戦」がアイザックと重なるところがあれば、いつでもDMください!シンプルに、働きやすい会社です!

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