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学び《国際郵便》
英語が全くわからない自分に苛立ちます。
こんにちは。
彩夏です。
この三連休、娘に送る荷物の準備をしている。
郵送方法は他にも色々あるのだが、追跡があること、食品も国別の禁止物でない限り問題なく送れることから、EMSを選択している。
前回は衣服やバッグなど、出発の際に持って行けなかった物を郵送したのだが、重量がかさみ、その金額に目ん玉が飛び出た。
本当に私とめがね氏の老後はお先真っ暗に思える。だけど娘のためならall time激甘黒糖シロップの私なのだ。
私には海外で暮らす知人友人が全くいない。
昔も今も。
だから国際郵便への壁を安易に考えていた。
英語力0の私なのに。
国際郵送経験者は当たり前に知っている事もまず私は知らない。
こんな時、とっとと早急に済ませたいなら、人に相談して、ついでの雑談をする時間があるなら自分で調べる方が早い。
調べれば調べるほど、ハードルが高すぎると一瞬怯んだ。
EMSは宛先ラベルは手書きでなく、印刷。
事前に国際郵便マイページサービスを登録し、自分のデータ、宛先、ラベルなどを入力作成しないといけない。
そして私にはかなり困難だったインボイスという書類。
インボイスとは、物品を送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類。
また、相手国での輸入通関をする際に必要となるため正確に記載する必要がある。
国によって必要となる書類の種類や数が異なる。
郵送する物品の品名、個数、金額を明記し、出荷の際に添付しないといけない。
もちろん品名は英語。
作成中何度もうんざりした。
でも、私はall time激甘黒糖シロップ。
娘の着なれたお気に入りの服が手元に届いた時の喜びを想像すると、どんなうんざりも乗り越えられるのだ。
そしてもう一つの喜び。
前回、娘の荷物にホストマザーへのプレゼントに納豆菌を同梱したのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1695016057427-DnTi6aoonY.jpg?width=1200)
いつも自分の分を購入し忘れる
娘の出国前、ダナさん宅にホームステイが決まり、手土産に悩んでいたのだが、せっかくならと思い、事前に何か日本の物で希望はないか尋ねたところ、この納豆菌をリクエストされたのだ。
蒸した大豆にこの納豆菌をかけると、納豆が完成するらしい。ダナさんは納豆が大好きなのだ。アメリカにそんな人もいるということに驚いた。私すら納豆を作ったことなんてないのに……
ダナさんは健康志向が強く、あまり甘いものなども食べない。
娘に荷物を送るなら、ダナさんにも何か贈りたいと思い、どうせなら常に使っている物の方が迷惑にならないだろうと納豆菌にした。
その際、ダナさんと、ご主人のロバートさんへの感謝の手紙も同梱したのだが。
数日後、ダナさんからエアメールでお返事を頂いた。
そこには、納豆菌がとても嬉しかったということと、娘と生活をすることで私達夫婦も毎日楽しく暮らしていると書いてくれてあった。
ビジネスとしてホストファミリーをされている方も多く、留学生の中にはホストファミリーとの仲が険悪な場合もよくある海外で……
ステイ先がダナさん宅でなければ、きっと娘は早々に留学を諦めて帰国していたかもしれない。
ダナさんとロバートさんに、大切にしてもらっているからこそ、今日までなんとか頑張れているようにも思う。
今回発送する荷物には
娘の友達から預かっている手紙と駄菓子
娘お気に入りの日本のお菓子
そして日本茶が大好きなダナさんに茶葉を贈ろうと思い、それも入れた。
ダナさんには一人娘さんがおり、今後、自宅に戻り滞在することになるかもしれないと聞いている。だからダナさん宅でのステイをいつまで延長できるかはわからない。
今回もダナさんに手紙を書こうと思っている。
これも一期一会。
行ったこともないロサンゼルスに住む、会ったことも、話したこともないダナさんとロバートだけれど……
私にとっては、一生忘れることができない存在。
いつもありがとうございます。
今日は敬老の日。
72歳のダナさん。
何歳か聞いてはいないけど、ロバートさん。
いつまでもお元気で。
画像は《斎藤きのう》さんにお借りしました。
最後までお読み頂きありがとうございます。