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ローカル商店の一コマ。

■ベトナムのモバイルマネー利用者数880万人。
・最近のニュース、「2024年5月末時点、ベトナムのモバイルマネー利用者数は前月末比+3.3%増、前年比2.3倍増加の880万人、内72%630万人農村/山岳地の人々」となった。
・ベトナム情報通信省は「モバイルマネーの利用可能な場所は全国27万6000ヵ所となっている」事も発表。

■同試験導入は2025年末まで延期。
・利用者は「銀行口座やスマートフォン、インターネット接続がなくても同サービスを利用できる」。またモバイルマネーは「非現金決済を推奨するだけでなく、農村部や山岳地帯、離島や国境地域などの遠隔地に居住する人々の金融サービスへのアクセスを高める」事が期待されている。
・携帯電話番号のみで利用可能な少額取引の決済サービスとして位置づけられるモバイルマネーだが、「2021年開始のこの試行事業は2024年末まで行われる予定」だったが、現在情報通信省は「2025年末迄、同試験導入を許可」を首相に要請している。
・先日私のnote『2G通信サービス終了』で、ベトナムのガラケー利用者数1500万人と書き留めているが、この数には多くのモバイルマネー利用者が含まれているだろう。彼らも徐々にガラケーからスマホへ移行する事は自明だ。

■携帯電話番号は筒抜け。
・余談、私は良くベトナムのローカルスーパーを利用するが、レジに並ぶと高い頻度で買い物客が会計時、キャッシャーに対して「コン、チン、バー、、、」ベトナム語で「0、9、3、、、」と数字を伝えるシーンを見かける。
・このシーンがまさにモバイルマネーを利用して決済を行う瞬間なのだが、レジ付近には多くの買物客がおり周囲に携帯電話番号が筒抜け状態だ。ベトナの人々を見ていると、小声どころか普段と変わらぬ声の大きさで自身の携帯電話番号を伝えている。
・私はQRコード決済等で買物を行う事は多々あるが、モバイルマネーを利用した事はなく仮に利用出来ても、人前で自身の携帯電話番号を発声する事は躊躇うだろう。もしくは携帯電話番号をスクショして、その画像をキャッシャーだけに見せて携帯電話番号を確認してもらいたいと考える。

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