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気持ち良く御礼を伝えたい。

■コロナ禍後の観光業回復。
・最近のニュース、「コロナ禍後の観光業回復、ベトナムがASEAN主要国で首位・2024年外国人訪問者数1760万人」。
・上述は「ASEAN主要国の中で最も良好な回復であり、新型コロナ流行前の2019年の98%まで回復した」。
・他のASEAN主要国の外国人訪問者数の回復率は「マレーシアが94%の高水準、タイ88%、シンガポールとインドネシア共に86%。一方フィリピンは72%に留まった」。

■2025年の政府目標は「2200万~2300万人」。
・「2024年におけるベトナムの外国人訪問者数が新型コロナ流行前の水準まで回復した要因として、『ビザの緩和』、『観光商品の質の向上や多様化』、『国際市場でのベトナムの観光促進の強化』などが挙げられる」。
・ベトナム政府は2024年外国人訪問者数を1800万人に掲げ結果は1760万人となったが、素晴らしい回復、実績と私は感じている。
・2025年の政府目標としては「2200万~2300万人」を目標にしている。先日、別件のベトナムニュース「テト期間、観光地の飲食店で中国人観光客に法外な値段を請求」が話題になっていた。

■テト特別価格は分かるけど...。
・余談、あるベトナム人の友だちは「このようなニュースを悲しく思う、こういうことを経験した観光客は二度とベトナムに訪れないかもしれない」と憤りと悲しみを交え私に言った。
・日本の多くの飲食店にはメニューに写真や値段があり、更にお店によっては税別、サービス料○○%と謳うべき事は表記する商習慣からすると、ベトナムのローカルではメニューが見当たらず、「何がいくらか」という表記が壁に貼り付けられている訳でもないのが日常の景色である。
・しかも本報道で店側は中国人観光客に対して「テト特別価格」もプラスして請求したようだ。最初から「テト期間なので、この位の値段がかかりますが宜しいでしょうか」と伝えればトラブルに発展しなかっただろう。しかし私は長年のベトナム暮らしからローカルでその様な事前情報をシェアされた事はない。そういう商習慣であれば、時には注文前に私の方から情報を取りに行く、そのひとつの大きな理由は会計時に気持よく「ありがとう、美味しかったよ」とお店側に伝えるためでもある。

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