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世界年金インデックス。

■グローバル年金指数ランク。
・最近のニュース、「『2024年グローバル年金指数ランク』、アジアでベトナム6位、日本5位、世界ではオランダ首位」。
・同ランクは『第16回マーサーCFA協会グローバル年金指数(MCGPI)』にて発表され、「世界各国の年金制度のベンチマークとして、各制度の弱点を浮き彫りにし、より充実した、持続可能な年金給付を提供するために改革すべき領域を示している」。

■世界でオランダ首位、アジアではシンガポール首位。
・同発表は「全世界48の退職所得制度を比較、世界人口の65%をカバーしている。各国の制度の総合指数は『十分性』、『持続性』、『健全性』に大別される50以上の項目から構成されており、これら3つのサブ指数を加重平均して算出」している。
・世界ランク「ベトナムは38位(総指数54.5)、日本36位(総指数54.9)となり、アジアではシンガポール(78.7)がトップの座を維持した。総合指数最高値はオランダ首位(84.8)、アイスランド(83.4)、デンマーク(81.6)が僅差で続いた」。
・『2024年グローバル年金指数ランクTop10』は以下の通り、「オランダ首位、アイスランド2位、デンマーク3位、イスラエル4位、シンガポール5位、オーストラリア6位、フィンランド7位、ノルウェー8位、チリ9位、スウェーデン10位」となる。

■ベトナム、日本、両国のランク上昇を願う。
・余談、同ランクは各国の年金制度の強みと弱みを明らかにしており、日本は48ヵ国中36位から読み取れるのは「年金制度の持続性や十分性に課題があることを示し、特に少子高齢化が進む中で、年金制度の財政的な持続可能性が懸念され、日本の年金制度に対する不安を反映した結果」を示す。
・ベトナムは48ヵ国中38位、「今回初めてランクに加わったこと自体が年金制度の改善に向けた第一歩」と捉えられており、また「現状の給付額の少なさは国民の生活に直接的な影響を与えている」と述べられる。
・このランクを各国がどう読み取り、それぞれ異なる実情の中でどのように活かし、どんなカタチで年金制度に落し込んでいくのか。本ランクは今後も毎年発表されるだろうから引続きウォッチしていきたい、そして両国のランクが年々順位を上げていく事を願う。

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