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ベトナム人の器用さ。

■日本産水産物の加工先。
・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「中国禁輸でベトナムホタテ加工は食品衛生管理国際基準(HACCP)取得企業多く期待大も販路等が課題」。
・「ベトナムは豊富で魅力的な人件費、労働力や日本産水産物の加工実績がある事等が理由だが、販路開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある」。
・「22年日本の水産物輸出総額3,873億円のうち中国向けは871億円で最大、うちホタテは489億円と6割近くを占めた。禁輸措置で大規模市場への販路が途絶え、更に禁輸で中国経由の対米輸出の道も閉ざされている」。

■供給網の最適解。
・現在の課題として、ベトナム加工企業の加工能力とその後販路を模索する必要がある、また「ベトナムで委託加工して日本に戻して自社販売する」事もひとつの選択肢のようだ。
・日本産水産物/供給網の最適解はまだ出てないようだが、「従来の商流(日本や中国)だけでなく、ベトナムやインドネシア等も加える事でリスクを分散する事も検討課題のひとつとなる」。
・本報道はベトナムの貿易拠点、地理的に有利な条件が大きく関わり、また市場が安定、発展の余地がある等多くの強みがある事を示している。

■修理代は靴250円、洋服100円。
・余談、ベトナムは手先が器用な人が多いような気がしている、ホタテの加工も手先の器用さが求められるし、街中の至る店舗や路上でバイク、腕時計、洋服、カバン等の修理屋を良く見かける。以前私は道端で商売する方にスポーツシューズ(本体と靴底が剥がれてしまった)の修理を依頼、修理代は250円でしっかりと直っているのだ。
・また、シャツのボタンダウン仕様を依頼した(シャツにボタンを付け、襟にボタン用の穴をあける作業)のだが、数分でチャチャっと作業終了、支払は100円だった。
・その金額、手際の良さ、技術の高さに驚き感動し年配の女性に「うわぁ、すごい早くてきれいな仕上がり、ありがとう、どうもありがとうございます」と私は御礼した。彼女は一瞬「何をそんなに驚きテンションが上がっているのか」と思われる表情だったが、あまりにも私が喜んでいるので彼女も笑顔になり、今ではお店を通り過ぎる際、彼女と目が合えばお互い笑顔で挨拶する仲だ。
・ベトナム人も喜び、日本人も喜ぶ。本報道の様にそんな景色がひとつでも多くなる事を期待する。

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