ワイヤレスイヤホン300円。
■東南アジア主要8ヵ国のEC市場。
・最近のニュース、「東南アジア主要8ヵ国の2023年EC市場規模は前年比+15%増18兆円、2024年には2020年比で2倍の規模を見込む」。
・『OpenGov Asia』発表のレポートより「東南アジア主要8ヵ国EC市場、その中でベトナムEC市場規模は前年比+34.1%増となり伸び率はタイの+52.9%に次ぐ2位。またベトナムはフィリピンを抜いて域内3位のEC市場」となった。
■ベトナムEC市場成長率は世界最高水準。
・同レポートは「ベトナムEC市場は安定した成長を遂げており、過去4年間の年平均成長率が+16.0〜30.0%となり、世界最高水準にある」と評価。また「ベトナムが経済成長の原動力とされる越境電子商取引を発展させる取り組みを強化しており、この成果が出ている」ことも明らかとなった。
・ちなみに、「ベトナム直近5年で越境EC輸出額は4倍へと急増し、年間売上高1億5700万円超を達成する中小企業も多かった」。
■耐久性不明、品質良好。
・余談、先日私の会社が入るビルの別フロアに勤務する女性はワイヤレスイヤホンを手にし携帯電話とにらめっこをしていた。どうやらそれらをリンクさせて音楽を聴けるように操作しているようだった。
・私は多少ワイヤレスイヤホンに興味があったので、その女性に「買ったの?いくらだった?」と尋ねると、「そうだよ、Shopee(EC)で300円だったよ」と返した。私は思わず驚き「え、そんなに安いの?ちゃんと聴けるの?」、愚問だったと省みたが、そんな言葉が口をついだ。
・「聴いてみなよ」と彼女は私にトライさせてくれる、彼女のお気に入りなのだろうか、ベトナム語の曲が流れ始め普通に音楽を聴けるではないか、耐久性等は分からないが十分に楽しめるレベルの代物であり、その値段と品質の良さに驚かされた。
・ECは玉石混合、当たり外れの商品もあると察しているが、総体的なレベルが上がっている事が上述のエピソードで伺える。今後増々EC市場規模は伸びていく、本報道と日常のシーンがリンクする出来事であった。