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ベトナムに舞い戻る。

■ベトナム政府の目標。
・最近のニュース、「第9回臨時国会はベトナム2025年GDP成長率+8%、GDP規模76兆円、GDP/人76万円以上を目標に掲げ国会が承認」。
・具体的な目標として「国内総生産(GDP)成長率を+8%以上、GDP規模を75兆9000億円以上、1人当たりGDPを75万9000円以上、消費者物価指数(CPI)の平均上昇率を+4.5~5%とすることが盛り込まれた」。

■マクロ経済の安定を掲げる。
・全体的な目標としては「マクロ経済の安定、インフレの抑制、経済バランスの確保、環境保護と調和する経済社会発展、国防・安全保障の確保などを挙げている」。
・また決議は「投資や生産、科学技術の発展、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に好ましい環境を創出することや、企業法や投資法、官民連携パートナーシップ法、入札法などの法律を早期に改正すること、ハイテク案件や大規模案件などに向けた奨励制度を早急に策定することなどを政府に求めた」。
・更に「戦略的インフラの完成にリソースを集中させるよう求めた。ロンタイン国際空港(東南部地方ドンナイ省)とラックフエン地区の港湾(北部紅河デルタ地方ハイフォン市)を年内におおむね完成、ホーチミン市タンソンニャット国際空港第3旅客ターミナルとハノイ市ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルの供用開始、リエンチエウ港埠頭(南中部沿岸地方ダナン市)の着工などが対象」となる。

■他機関の予測。
・余談、その他の機関(UOB銀行7.0%、スタンダードチャータード銀行6.7%)は2025年ベトナムGDP成長率予想を6~7%台にしている中、ベトナム政府は強気の8%台を目標に掲げた事になる。
・今年は始まったばかりだが、主要都市の街中では多くの観光客、ローカルの人々等が以前より増して、結構混雑するカフェや飲食店を見かける事が多くなった。
・またベトナム国外に暮らす私の知人も観光や仕事を絡めて私にコンタクトし、会いに来てくれる頻度が高まったように感じている。人の行き来が増えればベトナム国内は潤い、働く人々はより笑顔になり、訪れた人はまたベトナムに舞い戻りたくなる。そんな好循環が続き、より一層ベトナム経済が活性化する事を切に願う。

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