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ベトナムのカケラたち 2024年8月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ホーチミン市

日本人である事を実感する。

■日本からベトナムへのホタテ輸入が急増。 ・最近のニュース、「日本からベトナムへのホタテ輸入が急増、2024年1kg880~3520円(前年価格比で半減)」。 ・ベトナム税関総局の統計より「2024年上半期における日本からの水産物輸入額は169.3億円に達し、ホタテ、サーモン、タコ、ニシンなどが含まれている」。 ・特筆すべきは「上半期に日本はベトナムに1万3075トンの殻付きホタテを輸出しており、前年同期比で2078%という驚異的な増加を記録している。6月には過去最高の525

そのずる賢さ、あっぱれ。

■理不尽な請求。 ・最近のニュース、「電車遅延で鉄道職員が外国人客をVIP待合室に案内も、サービスではなく後にVIP料金(約1200円)を請求」。 ・8月18日夜「ニャチャン駅からホーチミン市に向かうSE3列車に乗車した乗客たちは、列車が1時間遅延したことに加え、VIP待合室の利用料金として追加で20万ドン(約1172円)を請求されたことに不満」を抱く。 ・ある外国人客は「列車は当初21時39分に出発予定であったが、ニャチャン駅への列車の到着が遅れたため出発時間が22時20分

運転代行、庶民に浸透せず。

■ホーチミン市の交通違反が急増。 ・最近のニュース、「2024年上半期ホーチミン市の交通違反が前年同期比41%増え、摘発逃れ路地での飲酒も増加」。 ・同市人民委員会は8月15日「2024年に向けた交通安全および道路管理に関する会議を開催し上半期の取組みを総括」した。 ■2024年上半期の違反取締まりで22.8億円の罰金を徴収。 ・同市警察交通部は「飲酒運転が交通事故の約23%を占めている、と報告し引続き厳しい取締まりを行う方針を示した」、また同市の交通警察は「2024年上半

ワクワクする気持ち。

■夏旅行シーズン到来。 ・最近のニュース、「『夏旅行シーズン』、ベトナムでの飛行機チケットは値下がりしているが、フライト30分〜1日の遅延で楽しさ半減」。 ・ベトナム航空局報告より「夏季におけるフライトの遅延率は著しく増加している」と述べた。 ・ホーチミン市在住の男性は「最近ホーチミン市からハノイ市、ホーチミン市からフーコック市への往復便がそれぞれ1〜2時間遅れた」、また「フライトの遅延を待つのは非常に疲れるし、電子掲示板には出発直前まで何も表示されないこともある」と話す。

願いは叶う。

■ベトナム7月の購買担当者景気指数。 ・最近のニュース、「ベトナム7月の購買担当者景気指数(PMI)は54.7ポイントに達し2018年11月以来最高値、13年振り急成長」。 ・S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社の調査結果によると「製造業の上昇が続きベトナムが良好な成長段階に入りつつあると評価」し経済の前進が促進される。 ■PMIは2011年3月以来の最高水準に達する。 ・製造業の健康状態を測る指標がPMI(Purchasing Manager's Index)

日々に輝きを添えて。

■ゴールド投機の取締強化。 ・最近のニュース、「ホーチミン市人民委員会はゴールド投機の取締強化すべく『金市場安全保障作業部会』を発足」。 ・ホーチミン市警察と中央銀行が協力しホーチミン市人民委員会は「金の密輸や投機目的の買い漁りの行為を特定して処分する事等を目的に『金市場安全保障作業部会』を立上げた」。 ■金市場安全保障作業部会の目的。 ・「作業部会は同市警察の代表者が長を、ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン市支店の代表者が副長をそれぞれ務める。他の構成員には同市市場管