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ベトナムのカケラたち 2024年8月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#増加

人々を笑顔にする飲物。

■ベトナムのミルクティー市場。 ・最近のニュース、「ベトナムのミルクティー市場、中国企業『Mixue(ミーシュー)』は2023年売上高74億円(前年比2.6倍)でスタバに迫る」。 ・中国系の庶民的なタピオカミルクティー・ソフトクリームブランド『Mixue』のベトナムにおける売上高は競合他社を大きく引き離してスタバに迫り、「税引後利益に関しては前年比同3倍超の11億7000万円でハイランズ・コーヒー、そしてスタバをも上回った」。 ■中国ティードリンク最大手『Mixue』。 ・

製造国プラスα。

■あるベトナム大手縫製業のいま。 ・最近のニュース、「2022年以降、ベトナム大手縫製は収益悪化、現在従業員33人で売上1.17万円/日(以前4千人/3223万円/日)」。 ・ベトナム大手縫製企業/ガーメックス・サイゴン(Garmex Saigon/GMC)は「かつて1日あたり3223万円の売上を誇っていたが現在は1万1720円にも満たない」、また「2024年上半期の売上は210万円(前年同期比で22.6倍も減少)」となっている。 ・GMCの2024年上半期の財務報告では「製

運転代行、庶民に浸透せず。

■ホーチミン市の交通違反が急増。 ・最近のニュース、「2024年上半期ホーチミン市の交通違反が前年同期比41%増え、摘発逃れ路地での飲酒も増加」。 ・同市人民委員会は8月15日「2024年に向けた交通安全および道路管理に関する会議を開催し上半期の取組みを総括」した。 ■2024年上半期の違反取締まりで22.8億円の罰金を徴収。 ・同市警察交通部は「飲酒運転が交通事故の約23%を占めている、と報告し引続き厳しい取締まりを行う方針を示した」、また同市の交通警察は「2024年上半

ふと甦る遠い記憶。

■ハノイの小売賃貸料。 ・最近のニュース、「大手国際ブランドの需要増加、小売賃貸物件の新たな供給はない等、『ハノイの小売賃貸料』は2024年に20%近く上昇の可能性」。 ・あるデータは「ハノイ市の小売賃貸供給総量は100万㎡以上でショッピングモールが最大のシェアを占めているが、2024年第2四半期には新たな供給はなく、これが中心部の賃貸料を前四半期比で3%、郊外では15%上昇させている」と示す。 ■テナントは広いスペースと低賃料求む。 ・特に「小売ブロックの賃貸料は最大で1

願いは叶う。

■ベトナム7月の購買担当者景気指数。 ・最近のニュース、「ベトナム7月の購買担当者景気指数(PMI)は54.7ポイントに達し2018年11月以来最高値、13年振り急成長」。 ・S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社の調査結果によると「製造業の上昇が続きベトナムが良好な成長段階に入りつつあると評価」し経済の前進が促進される。 ■PMIは2011年3月以来の最高水準に達する。 ・製造業の健康状態を測る指標がPMI(Purchasing Manager's Index)