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ベトナムのカケラたち 2024年8月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#世界

まだ見ぬ景色は数知れず。

■2024年GDP成長率を上方修正。 ・最近のニュース、「世界銀行(WB)は製造業の輸出活動、観光、消費、投資回復等でベトナム2024年GDP成長率予想+5.5%から+6.1%に上方修正」。 ・また同機関は「2025〜2026年のGDP成長率はともに+6.5%となる見通し」を予測する。 ■専門家の見解。 ・同機関の上級経済専門家曰く「ベトナムは経済成長を後押しするために公共投資を加速すべき。銀行の自己資本比率向上、民間投資を呼び込むためのインフラ整備、世界経済への統合強化も

人々を笑顔にする飲物。

■ベトナムのミルクティー市場。 ・最近のニュース、「ベトナムのミルクティー市場、中国企業『Mixue(ミーシュー)』は2023年売上高74億円(前年比2.6倍)でスタバに迫る」。 ・中国系の庶民的なタピオカミルクティー・ソフトクリームブランド『Mixue』のベトナムにおける売上高は競合他社を大きく引き離してスタバに迫り、「税引後利益に関しては前年比同3倍超の11億7000万円でハイランズ・コーヒー、そしてスタバをも上回った」。 ■中国ティードリンク最大手『Mixue』。 ・

両親からの贈り物。

■ベトナムに広がる有機製品。 ・最近のニュース、「2023年ベトナム有機食品市場147億円規模、2020年から20%成長、有機製品は飲料や化粧品へも広がる」。 ・『Mordor Intelligence社(100以上の産業を追跡するアナリストチームによって、あらゆる規模のビジネスに対して最高品質の市場調査レポートを提供する企業)』によると「世界の有機食品および飲料市場規模は2024年に25.6兆円に達し、2029年には34.2兆円を超えることが予測」される。 ■EVFTAの

ワクワクする気持ち。

■夏旅行シーズン到来。 ・最近のニュース、「『夏旅行シーズン』、ベトナムでの飛行機チケットは値下がりしているが、フライト30分〜1日の遅延で楽しさ半減」。 ・ベトナム航空局報告より「夏季におけるフライトの遅延率は著しく増加している」と述べた。 ・ホーチミン市在住の男性は「最近ホーチミン市からハノイ市、ホーチミン市からフーコック市への往復便がそれぞれ1〜2時間遅れた」、また「フライトの遅延を待つのは非常に疲れるし、電子掲示板には出発直前まで何も表示されないこともある」と話す。

巨大な市場とポテンシャル。

■東南アジア6ヵ国今後10年の成長率。 ・最近のニュース、「東南アジア6ヵ国今後10年の成長率+5.1%、ベトナム+6.6%首位、次いでフィリピン+6.1%」。 ・先日、発表されたあるレポートは「東南アジア主要6ヵ国(ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール)における今後10年の国内総生産(GDP)は年平均+5.1%のペースで成長する見通し」と示された。 ・ちなみに主要6ヵ国2024〜2034年のGDP成長率予想は「ベトナム+6.6%、フィリピン+6