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ベトナムのカケラたち 2024年5月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ハノイ

コロナ禍前の経済状況へ。

■ベトナム2大都市での空家増加。 ・最近のニュース、「家賃高騰とEC競争激化等原因、ベトナム2大都市(ハノイ及びホーチミン)は2020年後半から始まった空家の波、コロナ収束後一時的に改善も2023年末から現在迄再び空家が増加する」。 ・ホーチミン市とハノイ市の中心街、多くの店舗が空家となり家主は高額賃料を求め、借り手は経済状況の厳しさからコスト削減を模索している状況だ。 ■小売業は岐路に立つ。 ・ホーチミン市1区では、有名な『ベンタイン市場』や『高島屋ホーチミン』付近のグエ

東南アジアの四季。

🔳本日晴天也。 ・本日昼頃、ベトナム南部/ホーチミン市中心部は青空が広がり晴天だ、気温は35度、湿度65%となっている。 ・以前、私のnote『現在南部はドライシーズン』、またこの投稿以外にも何度か記述しているが南部は乾季と雨季/2つの季節しかない。 ・南部では乾季11月〜4月頃、雨季5月〜10月頃、となり現在ちょうど雨季シーズンに入った頃だ。 🔳ベトナムに雪が降る。 ・ベトナムに暮らす前まで、北部には四季があり、東南アジアに冬がある事を想像する事が出来なかったし地域によっ

プノンペンで『My Life』。

■イオンモール(8号店)建設開始。 ・最近のニュース、「ベトナムのメコンデルタ地域に初のイオンモール(8号店)建設開始、2025年末に完成予定」。 ・同ショッピングモール/ロンアン省はベトナムで8号店目で「総床面積約3万㎡で、自動車250台とバイク700台以上を収容可能な駐車場を備え、『デイリーコミュニティパーク』というコンセプトで設計」される。 ■日本に次ぐ重点市場。 ・イオンベトナム社は「日本に次ぐ重点市場としてベトナムを位置付け、投資活動を強化していく方針を明らかにし

『蓮の蕾』をモチーフに。

■ベトナム最高層ビル。 ・最近のニュース、「ハノイ市ホン川(紅河)北部地域のスマートシティ内に『108階建て金融タワー(投資総額1560億円)』、ベトナム最高層ビル完成は2032年を予定」。 ・先日、「同タワーのデザインコンペが行われ、米企業(米国最大級の建築設計会社スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル)が最優秀賞を獲得した」。 ・同企業の設計は「現代建築と伝統建築を組み合わせており、また周囲の風景を360度見渡すことができる」。 ■ノース ハノイ スマートシティ。

未来を織成す願いと行動。

■アジア一等地/1ベッドルーム部屋の家賃が高い都市。 ・最近のニュース、「『アジア一等地の1ベッドルーム家賃が高い都市』、シンガポール首位(72万円)、香港2位(34万円)、東京3位(19万円)、ハノイ9位(10.7万円)」。 ・世界の不動産情報を提供する『グローバル・プロパティ・ガイド(Global Property Guide)』レポートより、「ベトナム2大都市のサービスアパート賃料が上昇、ホーチミンはAクラス物件が大幅UP、ハノイは10.7万円でアジア9位」となる。

高級携帯ベトナム上陸。

■英国高級ブランド『Vertu(ヴァーチュ)』。 ・最近のニュース、「英国高級携帯電話ブランド『Vertu(ヴァーチュ)』がハノイに1号店オープン、『XOR Elite Gold』機種は販売価格650万円」。 ・『Vertu』は英国の高級ガラケー、最高級素材でヨーロッパの職人がひとつ一つ手作りをする。 ■東南アジア市場開拓へ。 ・高級感あふれるエレガントなデザインは「ヨーロッパ市場では成功を収めており、東南アジア市場の開拓を目指している」。 ・ブランド発表会では上述『XOR

無料水、暑い季節の風物詩。

■北部は記録的な猛暑。 ・最近のニュース、「ベトナムでは記録的な猛暑の影響で電力消費量が高水準に達する」。 ・エネルギー管理局は「特に北部地方での気温上昇が顕著であり4月30日から5月1日を祝う連休中に電力消費量が日平均で9億4660万kWhに達した。これは4月初旬と比較して8090万kWhも増加した」。 🔳火力発電もフル稼働。 ・今年初めから現在にかけて、「国の電力負荷は2023年同期と比べて11.2%増加」している。 ・ピーク時の電力需要に対応するため、石炭火力発電の稼