どこからが浮気なのか?を、アラサーが真剣に考えてみた話。
浮気や不倫と聞くと
「悪いことだ」「信じられない」というマイナスな感情が、自然に起こる人は多い。
「どこからが浮気だと思う?」と、友人や恋人と話したことや、1人でふと考えたことはないだろうか。
・2人で食事に行ったらかな
・キスしたらかな
・夜を一緒に過ごしたらかな
人によって違う回答が出てくる、浮気の境界線。
どこから浮気なのか?という永遠の課題について、アラサーという経験値や、すずの価値観を交えて、色んな角度から考えてみます。
それでは、すずの脳内冒険に、スタート。
■ どこからが浮気?
まず、あなたは、どこからが浮気だと思いますか。
今の答えは、あなたの中に留めておいて、かまいません。
ここからは、例えばの話から、浮気について、深く考えるをしていこうと思います。読んでいるうちに、考えなくても、勝手に思い描いてしまう内容なので、気楽に読んでみてください。
■ 仮定「手を繋いだら」
例えば、手を繋いだら浮気かなと考えたとします。
恋人が、違う人と手を繋いでいるのを目撃したら、そりゃ嫌な気分になる人も多いでしょう。
うん、、、やっぱり手を繋いだから浮気かな!と思った時に、ちょっと考えたいことがあります。
この浮気の線引きって「自分が、恋人にされたら嫌なこと」ですよね。
今回考えたいのは、その先のことなのです。
一緒に、この先を考えてみましょう。
■ どこまでの自分を、受け入れるのか
例えば、自分に恋人がいるとします。
キャリアアップのために、転職を決めて、恋人は、精神的に支えてくれていると仮定しましょう。
さて、転職先は、やりがいをもって、キラキラ働いている人ばかりの会社です。
そんな中、仕事ができて、落ち着いていて、身だしなみがきちんとしていて、冗談も通じるような、なんだか素敵な人がいます。なんなら、見た目がちょっとタイプです。
その人には、仕事で毎日のようにお世話になっていて、仕事の付き合いで、ときどきランチも一緒にいくようになりました。
ある日、仕事のことで悩みがあり、相談に乗ってあげるよと言われ、2人で居酒屋にいくことになります。
仕事の話を聞いてもらい、お酒も入り、楽しい話をしているうちに、お互いを褒め合ったり、日頃の感謝を伝え合いました。
なんてことない会話の途中で、カウンターで隣に座るその人から、手を握られます。
・・・!
知らぬ間に、異性として好意を持たれていたのです。
恋人がいるからと、手をすぐに離したとしても
タイプの人と手を繋いだ事実に、少しドキッとするかもしれません。
さて、意思とは関係ないと言えど、事実として、手を繋ぎました。
前提として「浮気は手を繋ぐこと」を境界線に設定しましたよね。
そうなると、これは...自分が浮気したということでしょうか?
手を繋いだという事実に対して、さまざまな考え方ができると思います。
あれは事故だった、お酒が入っていたから隙があった、相手にされただけで、やましい気持はない、でもちょっとドキッとした、、、でも、たかが手に触れただけ。
と、自己解決させるかもしれません。
言わなければ、恋人にバレることもないし、実際、やましい気持ちはない。(ドキッとしたという仮定なので、実際やましさはゼロではないですが)
手を繋いだけれど、これは浮気ではないだろう!と思うかもしれません。
しかし、もしその状況を、恋人や恋人の友人に見られていたとしたら...?
浮気認定されてしまい、問い詰められる可能性は、かなり高いものになります。
でも、自分の中では、浮気ではありません。
自分はそんなつもりないという主観の真実と、はたから見れば浮気に見えるという客観的な真実。
さぁ、そうなると、どこからが正式に浮気なのか、境界線が曖昧になりました。
いったい、どこからが、浮気なのでしょう。
■ どこまで、許して欲しい?
先ほどの手繋ぎは事故なので、許して欲しいと思うとします。(ここも人によるので、あくまで仮定です)
じゃあ、キスからが浮気かな!と、浮気の境界線をズラしてみましょう。
さて、違う日
同僚と夜ご飯を食べて、2軒目にいき、帰り際に手を引かれて、突然キスされたらどうでしょう。
自分の隙に落胆するのか、相手の強引さによる事故とするのか、ちょっとドキッとした自分を責めるのか、恋人がいるのに何してるんだと落ち込むのか。罪悪感を抱いて、モヤモヤしながら帰宅するのか。
それは、あなたの価値観や、経験値しだいかもしれません。
見られていなければいいや!と思うならば、多少やましい気持ちがあるかもしれません。
事故だから許して欲しい!と思うのであれば
恋人に対しても「キスは浮気に入らない」としなければ、平等ではありません。
恋人は、平等な関係でいたほうが、健全でいられますからね。
さぁ、これでは、また浮気の境界線がズレました
■ 結局、どこからが浮気なのか。
もしも、自分の身に起こるかもしれない【手に触れられる、キスをされる、突然抱きしめられるなど】を、どこまで恋人に「誤解だから、許して欲しい」と思いますか。
浮気の境界線は、相手にされたら嫌だなと思うことではなく、自分が何かをやらかしたときに【これは事故だから許してほしい】と思う境界線を、超えたときが、自分にとっての浮気なのかもしれません。
どういうこと?と、混乱した方は、もう一度最初から、リアルに自分の身に起こることと仮定して、シュミレーションしてみてくださいね。
人生、何があるかなんて、誰にもわかりません。
事故るかもしれないシュミレーションは、大事です。車の運転と同じですね。(東京で、ペーパーゴールド免許のアラサーが言ってます)
■ さいごに
自分がされて嫌なことは、相手にしてはいけないというのは、よく聞く話ですよね。
しかし、相手によって、価値観が異なります。
自分がされて嫌なことを、相手が嫌に思うとは限らないのです。
そこは、恋人と話し合いが必要な部分!
人と人が接する社会、色んな人がいます。
最初の例で出した通り、自分が絶対100%浮気しないとは限らない。
手を握られるかもしれないし、突然キスされることもあるかもしれない。もしかしたら、人生で最高にタイプの人に出会ってしまう可能性も、ゼロではない。
そんなの、事前に防げるだろ!と思うかもしれませんが、何が起こるか分からないのが世の中です。
夜に、渋谷の道玄坂を歩いていたら、酔ったサラリーマン4人に後ろから持ち上げられて
「飲みにいくぞー!」と居酒屋まで運ばれた経験がある、アラサーが言ってます。(これ、マジの話)
「予定があるので、行きません」と、居酒屋の入口で駄々をこねて、サラリーマンに「ごめんごめん」と言わせた経験です。(何もなく、無事でよかった..,)
世の中、何が起こるかわかりません。
私は結婚していますが、10年後も、夫と絶対一緒にいるかどうかは、誰にもわかりません。
かもしれないシュミレーションは、大事!ということです。
あなたは、どこからが浮気ですか?
こちらの聞き方のほうが、正しいかもしれません
↓
もしも、自分が何かをしてしまったときに、どこまでを、恋人に許して欲しいと思いますか?
その部分が、浮気の境界線かもしれません。
許して欲しいと思った部分までは、恋人のことも受け入れてあげたいものですね。
もちろん嫌なもんは、嫌なので、私の場合は許すことはせず「受け入れる」だけをすると思います。
神様ではないので、頑張って許す必要はない。
辛いものは、辛いでいい。
許せないなら、許せないままでもいい。
それでも、まだ一緒に生きていたい!と思えるなら、受け入れるという作業は、時間をかけてでもしたいなと思います。
できることなら、浮気の境界線が似ている人と、一緒に生きていきたいものですね。
恋人とは、事前に話し合いましょう。
恋人がいない方は、倫理観が似ている人を選べるように、デート中に見極めたいものですな。
最後の婚活のはじめかた アラサーすず*