事務職の転職、難しすぎる問題
先日、転職活動を終えた話をしました。
貿易事務(倉庫の事務に近い)の経験を持つ私が転職活動で感じたことを書きます。
その前に私の経歴と転職の希望はこんな感じです。
事務系職種は求人倍率が高い
転職の時代といえど、難関の職種があります。
そう、事務系職種の正社員。
もちろん、派遣など有期雇用がもともと多い職種です。
そんなこともあり、正社員の求職者の数は求人数を大幅に上回っていました。
事務・アシスタントの転職求人倍率0.49倍・・・!
エージェントいわく、中途採用の1人採用枠に100人が集まるなんて当たり前。
さすがに衝撃が走りました。
YouTubeのおかげで経営の視点も知る機会があったので、事務系職種がいかに利益などと無縁に近いということは少しだけ思い知りました。
生まれ変わったらざっくりした「事務系」はやめよう。。
文系大学出身の就職活動のほとんどが総合職か営業の募集で、理系だと開発とか品質管理とか他の職種の選択肢もあるんだなこのとき知りました。
新卒では出会えなかった企業で、新卒の求人も参考に(会社案内とかが詳しい)見てみたら、理系職種ばかりの応募だったり。
書類選考の通過率は高めだった
書類選考の突破率は高めでした。
10社受けて1〜2社面接に進める感じです。
そんな中、14社中6社、一次面接に進めました。
こんなに書類選考を通過できた理由を自分なりに考えてみました。
資格(TOEICや日商簿記3級)を持っていた(英語を使いたかったので)
勤続年数が長い(10年勤続、一度も退職していない)
年齢(30代前半、35歳転職限界説の前)
あと現職で実績も出したとか、もともと文章を書くのは得意とか、理由はあると思います。
資格は持っているだけでは書類選考通過の決定打にはなりませんが、1社に何十人と集まる人気の事務系職種の飾りには絶対になります。
日商簿記3級は簿記の一番やさしい級ですが、応募企業の選択肢は実際に増えましたし、書類選考も突破できました。
転職を目指している人へ:やるべきこと
ストレングスファインダーはおすすめです。
自己分析を徹底できているという人は必要ないかもしれません。
でも自分がどんな役割でどんな人と働くと強みを発揮できるかが分かりますし、生きづらさを感じている人や自分が分からない、という人はとくにおすすめです。
私は「着想」やアイデア力が強みのようで、会社で評価されたこともこのアイデア力がカギになっていました。
自分が実績を出した成功体験、逆に失敗した言いづらい経験は「何を学んだのか」を伝えることが重要だと感じました。
とある経営者の失敗談をYouTubeで見かけました。
エピソードがいくつかありましたが、エピソードを話した後にそれぞれ「何を学んだのか」をおっしゃっていました。
客観的に聞いていて、とても説得力を感じましたし、この人は会社員でも成功するし、いい会社の面接も通過する!と感じました。
私、学生時代も今も、自分が受けて落ちた会社の面接で採用された人の面接みたいなと思っていました。自分に足りなかったものを知りたくて。
思わぬ形で「こうすればいいのかも!」が分かって実践、経験が足りず選考通過できなかった面接でも「それは重要だし、誰にでもできることじゃないよ」とポジティブな言葉を面接中にもらえるようにもなりました。
(今までは言語化できず、「つまり〜ですね」と面接官に要約してもらって、うまく話せずしょんぼりする面接・面談が多かったです。)
私は現職で当初目指していた、グループ会社から親会社へ転籍できることが先に決まり、そちらを選ぶという形で転職活動を終えました。
転職で達成したかったが叶えられることになったからです。
無理だったら、出社ありの派遣+副業ライター(完全在宅の仕事)と掛け持ちかなーとも考えていました。
これを読んでくださっている方に少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ、納得のいく転職活動・人生を掴み取ってくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?