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突発性難聴から自分を守るって…


※今回の記事は愚痴です(^^;

※難聴、耳閉感、耳鳴り、聴覚過敏を経験した者が勝手な事を言ってます。

そういうのが不快に思われる方は、申し訳ありませんがご遠慮ください。


先日、薬がきれたので耳鼻科に行ってきた。

最近は28日分どっさり処方されるので、月1ペースで通院している。

耳鼻科医いわく、
「最近は気圧も不安定だから、調子悪い人も多くてね。症状も不安定になりやすいから気を付けてね!」
と。

私「前よりはかなり安定してきました。
けど、やっぱり耳鳴りはありますね(^^;」

耳鼻科医「こればかりは長い目でみるしかないね〜。ちょっとずつだよ。」

私「左だけじゃなく、両耳から耳鳴りがあるんですが、聴力低下がなかったら様子見ていくしかないですかね?」

耳鼻科医「う〜ん、そうだね〜。時間はかかると思います(^^;」

と、こんな感じでやりとりした後、以前多めに処方してもらっていたイソソルビドが1週間分ほど余っているので、8日分抜いてもらっていいですか?と伝え、耳鼻科を後にした。


来月で発症してから半年経過することになるが、この耳鼻科医は、諦めろとか、もう通院は必要ないとか一切言わない。

それがとても有難い(*´꒳`*)
この耳鼻科に通院できて本当に良かったと思っている。



その一方で、
発症した直後に行った最寄りの耳鼻科への恨みがいまだに消えない


その耳鼻科医は、突発性難聴だという診断名も伝えず、早期治療が重要だということも伝えず、無難な薬だけ渡して様子を見てくれと言った。

突然聴こえなくなって不安だというのに…

結局、他人事なのだ。

薬だけであっさりと改善する人が多いのも事実であり、実際、西洋医学では対症療法しか治療法がないので、そう対応するのは仕方がない。

しかし、"難聴になる"というのは、日常生活に支障が出るだけでなく、改善するという保証がないというのが怖いところ。




経験していないことには、症状が分からないので伝わらない。
分かってもらえない。

それは頭では分かっている。
けど、医者なら、誰よりも分かってほしいという願望がある。



特に腹立たしいのは、難聴や耳鳴りを軽視する発言をしている人。

体験談など読ませてもらうと、まだ治っていないにもかかわらず、医者から

「もう通院は必要ない」
「治療を続けても治らない」

など、患者に寄り添いもせず、突き放す医者がいる。

信じられない。
腹立たしい。

耳鳴りに関しては、

「慣れるしかない」
「死ぬわけではない」

など、無責任な言葉で片付ける人もいる。

YouTubeでも、耳鼻科医が
「耳鳴りを受け入れて慣れていくことが必要」
だと。
…もう意味がわからない。

実際、自分が24時間爆音の耳鳴りを経験したら、そんなことが言えるだろうか…
死ぬわけじゃないけど…ツライよ?


経験していないにしても、医学の知識があるなら、もうちょっと寄り添ってくれてもいいんじゃないかと思う。

どの疾患、どの病気でも、経験した人にしか分からないことがある。
それは分かっている。

いくら分かろうとしてくれても、全部は伝わらないことも分かっている。

分かってほしいけど、分からないことも分かっている…


だから、人に言えない。



先日、【発症9日目】でも紹介させていただいた、耳鼻科専門鍼灸師のGAKU先生のこの動画を見た。



ガク先生の言葉に涙が出た。

動画内では、堂本剛さんについても触れており、"自分を大切にする勇気ある決断"だとおっしゃっていた。

突発性難聴にかかった人にしか分からない辛さがある…と。

ガク先生の一つ一つの言葉から、患者さんと向き合い、症状をしっかり聞いた上で治療をしてくれる先生だということが伝わってくる。

動画の中盤、先生が言葉を詰まらせて、一息つく場面がある。
その仕草からも、この人は本気で分かろうとしてくれているし、寄り添ってくれていると感じた。



動画内で先生が言っていたように、発症した方って1人で抱えてしまう人が多いと思う。

私もそうだった。
親には弱音を吐き出し、自分の症状を伝えることが出来たが、友人には心配かけたくない気持ちや、言っても伝わらないだろうという諦めの気持ちから、なかなか伝えられなかった。

本当は、こんなことがあってさーって色々話したいのだが、全てを伝えたところで伝わらない。
こちらが、自分と折り合いをつけ、受け入れたうえで、話せることだけ話すしかないのだ。



1人で抱えて苦しんでいる方。
是非、動画を見てほしい。



ここまで読んだ方…
いるのかな?笑


すみません、つい感情的になってしまいました。


思っていることを吐き出しただけの記事になってしまいましたが、読んでくださって本当にありがとうございます(*´꒳`*)

"自分を大切にする勇気をもつ"

私は勇気をもつことが出来ているか、正直よく分かりませんが、発症してしまった方が勇気をもってくれたらいいなと思っています。

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