77.50年演じ続けた役を引退。小林清志最後の次元大介

2021年10月20日 02:50

ルパン三世誰もが知っている国民的アニメですが
なんと今年で50年なのだそう！

生まれるずっと前からですし、両親が小学生の頃から変わらぬ人気で続いているというのが驚きです。

第0話「EPISODE 0 ―時代―」

そんなルパン３世のアニメ第６シーズンが10月から放送開始されその第0話「EPISODE 0 ―時代―」
を見ました。

0話ってなんだろう？と見始めて、そのタイトルと0話の意味がわかりました。

1971年の放送から50年次元役を演じてきた小林清志さんの最後の次元、次の時代への引き継ぎかつ小林さんへの労いが詰まったものでした。

先月ニュースで声優さん交代と見ていたのでてっきりもう変わったものだと思い、最初は「新しい人声そっくりすぎる！！」とか思っていましたが、どう考えても聴き慣れた声で流石に気付きました。

もう最後かーと思ってみるとなんだか込み上げてくるものがある。

お話の内容も1話のストーリーとしては特に大きな中身はないのですが、所々に色々なメッセージが込められていて粋だなぁと感じます。

50年次元を演じられた小林さんはなんと88歳！
この歳で変わらず演じ続けてこられたのは凄すぎる！
80代でテレビシリーズを収録していたと思うと尊敬でしかありません。

誰も88歳の方が話しているなんて想像できませんよね、、、

そんな小林さんのインタビューコメントが素敵だったので１部ご紹介します

ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。我儘を言えば90歳までやっていたかったが残念。何とかかじりついていたかったが無理だった。歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。

一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった聞きづらい。当たり前だわたしゃ齢88歳であるぞ。俺なりに努力した結果だ。これからはそう言われることを気にしないですむ。ほっとしている。

この無念と安堵は本人にしかわからない深みがあるんだろうなぁと感じます。
かっこいいなぁ。

この0話
今までルパン三世に触れたことのある方はぜひ見てみてください。
これが最後の演技と分かってみると、一つ一つのセリフの重みを感じて思わず泣いてしまいます。

各種配信サイトでも視聴できるのでご自身のお持ちのコンテンツでお楽しみください♪

小林さん長い間素敵な演技をありがとうございました！
そしてお疲れ様です！！

ではまた次回♪