12月 行方市高齢者サロン「楽らっく」実施しました!
先日、12月「楽らっく」が無事に実施されました。日常の中で少しの刺激や新しい挑戦を加えることで、心身の健康をサポートする場として、12名の方々にご参加いただきました。今回は、そんな温かなサロンの様子と、どんな活動を通じて参加者の皆さんがどんなひとときを過ごされたのかをご紹介します!
スクエアステップ
▶スクエアステップって何?
筑波大学人間総合科学研究科 大藏倫博先生が開発者で横幅100 cm、奥行き250 cmの面を25 cm四方の升目(スクエア)で区切ったマットを使用し、前進・後退・左右・斜め方向への連続移動を伴う(ステップを踏む)エクササイズです。
▶スクエアステップの効果とは?
実施者はパターンを正確に記憶した上で、正しい位置に足を運ぶ(ステップする)ために注意を払うので、①動的(移動中の)バランス能力、②筋―神経系システム(反射)機能、③下肢パワー向上が期待されます。また、運動中は自重(自分の体重)負荷を受けることから、脚部(大腿部および下腿部)筋力の向上が期待できます。さらに、一定時間内に連続しておこなうことで、運動強度が高められ、全身持久力(有酸素能)の向上も期待できます。
僕はスクエアステップ指導員の資格を所有しており、介護予防教室等でもスクエアステップを多く実施しています。易しいものから難しいものに段階づけをしながら実施することで、みなさん「できない!できない!」と話されていましたが、最期には「楽しかった、難しいけど楽しい」と話しており嬉しかったです(笑)
今後も、行方市にスクエアステップを広めるために少しずつサロンでも取り入れていこうと思います!
コラージュ文字🎨
▶コラージュ文字とは?
絵や文字などを切り抜いて画用紙などの台紙に貼り、1つの作品にするものです。同じ作業療法士でとても参考になるYouTubeはこちらです!
チラシやいらなくなった本などを使って簡単に出来るアートです。僕みたいな不器用な男でも簡単にそれっぽく作れます(笑)
▶コラージュ文字(サロンの様子)
みなさんには、来年「巳年」であることから、それぞれ折り紙や模様がついている紙を使って作品を作っていただきました!
みなさん、それぞれ作品は十人十色。それぞれの想いが込められており、世界で一つだけのものになりました(笑)
とある方が「十二支あつめたいから、あと12年通うしかないか」と話されていました(笑)
まとめ
今回のサロンは「運動」と「製作」で盛沢山でした!
こんなに頭を動かしたのは久々だと多くの方が話されていたのが印象的でした。自分としては、普段やっている介護予防体操だったり、何気ない製作活動などが、地域の方たちにとっては貴重な体験でもあったりするのかなという印象でした。
「病気を治す」時代から「病気をしない」時代へ
サロンの皆さんがずっと自分らしい生活を送ることができ、最期まで地域で生活できるように少しでも力になれればなと思います☻
田宮 優